01. ダッシュボード
今週の献立がどこまで進んでいるかを4つの主要数値で一目で把握。アレルゲン警告や予算超え案件は「要対応タスク」一覧から、その画面で対応できる構成。
CASE STUDY ── AFTER-SCHOOL CLUB / SNACK PLANNING AI
全60施設の児童クラブを運営する事業者向けに、おやつ献立の自動作成AIと業務管理画面を企画・設計・開発しました。一人ひとりのアレルギーと、施設ごとに異なる予算区分を満たしながら、過去の献立と重ならないよう毎週の配分を自動で組み立てます。ミスが事故に直結する業務だからこそ、確認のためのチェックを画面のいたるところに織り込みました。
OVERVIEW
児童クラブ60施設のおやつ配分管理を、献立作成の自動化AIで仕組みに置き換える案件。これまで担当者が紙とスプレッドシートで毎週繰り返していた アレルゲン除外の確認、予算区分ごとの単価チェック、施設間での献立重複の回避 を、すべて一つの業務システムに統合しました。
ミスが事故に直結する業務のため、AIに任せきりにはせず、人が見て確認できる構造を最優先。AIの計算と業務画面をひとつのアプリにまとめ、現場が「画面の警告に従うだけで運用できる」状態を目指しています。
CHALLENGE
APPROACH
ミスが事故に直結する業務だからこそ、AIに任せきりにせず「人が見て確実に確認できる」ことを設計の中心に置きました。曜日×アレルゲンの除外条件を表で可視化し、AIが献立を作る前後で必ず警告と差分が画面に並ぶように。承認ボタンを押すまでに、何が満たされて何が要確認かが目で分かる構造です。
AIには「献立を作る」だけでなく、予算区分・アレルゲン・過去履歴という条件をすべて満たす組み合わせを探す問題として設計。日本の業務用ソフトに合う表ベースで密度の高い画面で、現場担当が画面ごとに頭を切り替えずに作業できるテンポを揃えました。
SCREENS
実際に操作できる画面サンプル。各画面で「今やるべきこと」が画面の上1/3で把握できる構成にしています。
今週の献立がどこまで進んでいるかを4つの主要数値で一目で把握。アレルゲン警告や予算超え案件は「要対応タスク」一覧から、その画面で対応できる構成。
提供可能な商品(数千件規模)を扱う一覧画面。原価・アレルゲン・カテゴリで絞り込み、一覧編集まで一つの画面で完結する、長時間の作業でも疲れにくい設計。
60施設の情報を一括管理。施設をクリックすると右側に詳細パネルが開く2分割構成。曜日ごとのアレルゲン除外条件を表で可視化し、ルールのチェックがやりやすい設計。
対象施設・期間・予算区分・除外アレルゲンの4ステップ。「AIに任せる前に何を決める必要があるか」をステップ表示で常に見える化。
5つの主要数値、日別の献立カード、栄養バランス、アレルゲンチェック結果を1画面に。確定前にアレルゲン違反や予算超えのチェックをすべてこの画面で完結。
月単位で全体を見渡せる画面。複数施設のおやつ提供予定を日付ごとのマスに収めつつ、アレルゲン警告日や予算超え日を色で区別。印刷時もレイアウトが崩れない設計。
確定した献立から発注量を自動計算。在庫の不足分を赤色で警告、仕入先ごとの内訳を1つの表にまとめて表示。
月次の運用状況を、主要数値4枚+アレルゲン対応比率+施設別ランキング+推移グラフで一覧表示。経営報告書としてPDF出力前提の整然としたレイアウト。
OUTCOME
納品から運用開始まで、ミスが許されない業務のあり方が3つの軸で変わりました。数字での評価は運用が安定してからご報告予定 ── 現時点は定性的なご報告です。
ミスが許されない業務で「集中力に頼らない」状態を、画面設計とAIの仕組みの両輪で実現。
「ゼロから組む」業務を「OK/要確認 を判断する」業務に置き換え。担当者の役割が変わった。
「特定の人しかこの作業ができない」状態を、ルールを理解するAIが代替する設計に。
PROCESS
オンラインで伴走しながら、設計→開発→納品を3ヶ月で進めます。各月の終わりに必ず触れる成果物を残し、ご意見を翌月の作業に直接反映していく進め方です。
業務の流れをヒアリングし、アレルゲン・予算区分・履歴ルールを整理。情報の組み立てと画面切替の骨組みを3日で固める。
条件をすべて満たす組み合わせを探す仕組みの設計と、8画面の開発を同時並行で進める。週後半に動くサンプルで内部デモを実施。
実データで試した結果を画面の警告・差分表示に反映。発注集計・レポート・印刷対応まで仕上げて納品。