EvoQuest
EvoQuest Webホームページ制作 2026.06-29

SCENARIO ── RECRUITMENT SITE CASE

「ドライバー募集中」だけのサイトを、
仕事の中身が伝わって、応募をちゃんと追える採用の窓口に。

求人サイトに毎月お金を払っているのに、応募が一件も来ない月がある。やっと来ても電話が折り返ってこない、面接に来ない、採れても続かない——ドライバーが足りないのに人が入ってこない北海道の地場運送会社向けに、ここで働く実際が伝わる採用サイトと、バラけた応募を一つの画面で追える管理のしくみを、まとめて作る想定シナリオです。「運送=きつそう」のイメージだけで敬遠される状態を、何を運んで・どんな一日で・どこまで休めるのかが読めるページに変えます。求人媒体・電話・ハローワークに散らばっていた応募を、誰にどこまで連絡したか一目で分かる一覧にまとめる設計です。

想定領域
採用サイト制作 / 応募者管理
担当範囲
設計・制作・求人原稿づくり・管理画面構築
想定対象
ドライバー十数名〜数十名の運送会社
想定期間
設計〜公開 約 2〜3 ヶ月

OVERVIEW

プロジェクト概要

「ドライバー募集中」と一行だけ載った採用ページを、ここで働く実際が伝わるサイトとして作り直し、さらに 求人媒体・電話・ハローワークにバラけた応募者を一つの画面で追える管理のしくみ までをまとめて作る想定シナリオ。何を運んで、朝何時に出て何時に帰るのか、土日はどれくらい休めるのか——応募する前にいちばん知りたいことを、ちゃんと言葉にして載せます。

採用の担当は社長か事務の方が片手間でやっていることが多いので、業務用ソフトに合う表ベースの密度の高い画面に、「今すぐ連絡すべき応募者」を画面の上1/3に常に出す構成。求人サイトの管理画面と電話メモを行き来しなくても、応募から面接、内定までを同じ画面で追えるようにします。求人原稿の手直しも、制作会社に頼まず自分でできる形にします。

CHALLENGE

課題

  • 01 採用ページが 「ドライバー募集中・詳しくはお電話で」だけ。地場配送中心で長距離はほとんどない、土日も交代で休めている——そういう一番伝えたいことが何も載っておらず、「運送=きつい・帰れない」のイメージだけで候補から外される。
  • 02 求人媒体に毎月お金を払っても、応募が来ない月がある。たまに来ても、こちらから電話して折り返しがない、面接の日に来ない。どの媒体がいくらで何人採れたのか、振り返る記録もない。
  • 03 応募が 求人サイトの管理画面・電話メモ・ハローワークの紹介状にバラバラ。誰にどこまで連絡したか分からず、折り返しを忘れて他社に決まる。同じ人に二度電話してしまうこともある。
  • 04 求人の 給与や条件を直したいのに、毎回制作会社にメールで依頼。費用と待ち時間がかかるので、時給を上げても募集要項は古いまま。「今は週休二日です」と電話で言い直す、を繰り返している。

APPROACH

アプローチ

最初に時間をかけるのは、デザインではなく「仕事の棚卸し」です。何を運ぶのか、一日の流れはどうなっているのか、長距離と地場の割合、休みの取りやすさ、入ってからどう一人前になるか。応募者が電話する前にいちばん不安に思うところを、現役のドライバーさんの言葉で書き起こして載せます。きれいな会社紹介ではなく、「自分にもできそうだ」と思える材料を渡すページとして組み立てます。

その上で、応募から入社までを一つの画面で追える管理のしくみを、日本の業務用ソフトに合う表ベースで用意します。求人媒体・電話・ハローワーク・サイトのフォーム、どこから来た応募も同じ一覧に集約し、「未連絡」「面接日が未確定」「掲載期限が近い求人」を画面の上に出す。求人原稿も担当者が自分で直せるようにして、時給や休みの条件を変えたその日に募集要項を更新できる状態にします。

CONSULTATION

「ドライバー募集中」で止まっている採用ページを、応募が来る窓口に。

「求人媒体に毎月払っても応募が来ない」「来ても折り返しが追えない」。
そういう採用こそ、働く実際が伝わるサイトと、応募を一画面で追える仕組みに作り直せます。
設計・制作・求人原稿・応募者管理まで、一貫してお手伝いします。

SCREENS

主要画面

想定する管理画面のサンプル。各画面で「今すぐ動くべき応募者」が画面の上1/3で分かる構成にしています。データは運送会社の規模感に合わせた想定例です。

01. 採用ダッシュボード

応募→書類選考→面接→内定→入社の選考パイプラインを横一列の帯で表示し、今どの段階に何人いるかを一目で把握。未連絡の応募者や面接日が未確定の人は「今すぐやること」一覧から、その画面で対応できる構成。

ダッシュボード
設計のポイント
KPIを並べるより先に、選考パイプラインの帯を画面最上部に。今どの段階で人が詰まっているかを最初に見せる。
採用パターン
選考パイプライン帯 + 主要数値 + 今すぐやること + 媒体別応募の推移 の4ブロック構成。
数値表現
「未連絡から○時間」を赤系で出し、放置されている応募者を時間で可視化。

02. 応募者一覧

求人媒体・電話・ハローワーク・サイトフォームから届いた応募を一つの表に集約。応募職種・経路・応募日・選考ステータス・次のアクションで管理し、未連絡を最上部に固定。経路の絞り込みで「どの媒体からの応募か」も切り替えられる。

一覧テーブル
設計のポイント
状態の色だけに頼らず、マーク付きラベルで未連絡/連絡済/面接調整中を区別。色の見え方が違う方にも配慮。
独自パーツ
「最終連絡からの経過」を時間で出し、折り返し忘れを物理的に見落とさない並び順。
経路の一元化
媒体・電話・ハローワーク・フォームを同じ列の経路ラベルで統一し、別管理をなくす。

03. 応募者詳細

応募者をクリックすると右側に詳細パネルが開く2分割構成。希望条件(職種・通勤エリア・入社希望時期)、連絡履歴、選考の進み具合をその場で確認・更新。電話のやり取りや面接メモを時系列で残し、誰が出ても続きから対応できる。

一覧+詳細
設計のポイント
一覧→詳細を画面切替ではなく同時表示にして、電話しながら見て・打てるテンポに。
連絡履歴
「いつ・誰が・どう連絡して・どうなったか(不在/折り返し待ち等)」を時系列で記録。
次の一手
ステータスを動かすと「次にやること」が自動で立ち、面接日程の確定漏れを防ぐ。

04. 求人原稿の編集

仕事内容・給与・勤務時間・休日・待遇・募集背景をブロック単位で組み立てる編集画面。左にブロック一覧、中央に編集、右に公開設定とプレビューを並べる3分割。「下書き保存」と「変更を公開」を分け、求人媒体に出す原稿との表記ゆれもチェックする。

編集
設計のポイント
「下書き保存」と「変更を公開」を別ボタンにして、給与の打ち間違いがそのまま公開されるのを防ぐ。
操作
ブロック名は「仕事内容」「お給料」「休みについて」など担当者の言葉で表示し、専門用語を避ける。
表記チェック
求人媒体の原稿と給与・勤務時間がずれていないかを保存前に警告し、媒体とサイトの食い違いをなくす。

05. 面接・選考スケジュール

確定済みの面接と、日程調整中の応募者を一画面に。週表示のカレンダーに面接を並べ、右側に「日程未確定」の応募者を出して、空いている枠へその場で割り当て。前日リマインドの送信状況も合わせて確認できる。

スケジュール
設計のポイント
「面接に来ない」を減らすため、前日リマインドの送信済み/未送信をカレンダー上で色分け。
日程調整
未確定の応募者を右に並べ、空き枠へドラッグする発想で割り当て。調整の取りこぼしを画面構造で防ぐ。
担当
面接担当(社長/運行管理者)を枠ごとに表示し、誰が対応するかを事前に決めておける。

06. 採用サイトのページ管理

トップ・仕事を知る・ドライバーの一日・先輩の声・募集要項・エントリーの各ページを一覧で管理。公開/下書き/非公開の状態と最終更新からの日数を出し、「先輩の声」が何ヶ月も更新されていない、といった放置を鮮度ラベルで可視化。編集は行から直接ひらく。

一覧テーブル
設計のポイント
最終更新からの日数を「鮮度」ラベルにして、内容が古いまま募集が続いているページを一目で出す。
構成
採用サイトに必要なページを最初から並べ、「何を載せるべきか」を画面が思い出させる。
状態の表現
公開・下書き・非公開をマーク付きラベルで区別し、色だけに頼らない。

07. 応募の流入分析

どの媒体・どのページから応募につながったかを1画面に集約。媒体別の応募数、サイト内でよく読まれているページ、エントリーフォームのどこで離脱したかを、専門用語を避けた表現で表示。次にどこへお金と手間をかけるかの判断材料にする。

解析
設計のポイント
アクセス数の羅列ではなく「応募につながったか」を軸に並べ、効いている媒体とページが見えるように。
フォーム離脱
エントリーフォームのどの項目で手が止まったかを出し、入力をやめさせている原因を特定する。
用語
「セッション」等の専門語を避け、「見た人」「応募に進んだ割合」など担当者の言葉で表示。

08. 月次 採用レポート

応募→書類選考→面接→内定→入社のファネルと、媒体別の費用対効果(掲載費・応募・面接・採用)を1画面に。どの媒体が一人当たりいくらで採れているかを並べ、社内共有・振り返り用にPDF出力前提の整然としたレイアウト。

レポート
設計のポイント
採用ファネルでどの段階の歩留まりが悪いかを見せ、サイトを直すべきか選考の進め方を直すべきかを切り分ける。
費用対効果
媒体ごとの掲載費を応募数・採用数で割り、「一人採るのにいくらかかったか」を媒体間で比べられる。
配色
ブランドのブルー1色とグレーに絞り、印刷時のインク消費にも配慮。

OUTCOME

変わったこと

仕組みが運用に乗ったあと、採用との付き合い方が3つの軸で変わる想定です。

01

採用サイトが
「募集中」から「働く実際が分かる」へ。

Before「ドライバー募集中・詳しくはお電話で」だけで、応募する前の不安に何も答えていなかった。
After何を運んで、どんな一日で、どれくらい休めるかが読めて、「自分にもできそう」と思ってから応募が来る。

「運送=きつい」のイメージだけで外される状態を、現役ドライバーの言葉で書いたページで変えていく想定。

02

応募が
「バラバラの連絡先」から「ひとつの一覧」へ。

Before求人サイト・電話メモ・ハローワークに分かれ、折り返しを忘れて他社に決まることがあった。
Afterどの経路の応募も一つの一覧に集まり、未連絡と日程未確定が画面の上に出るので取りこぼしにくい。

応募が少ないからこそ一件の取りこぼしが痛い、という運送会社の事情に合わせた設計。

03

求人の修正が
「制作会社に依頼」から「自分で直せる」へ。

Before時給や休みの条件を変えても、募集要項は古いまま。直すたびに費用と待ち時間がかかっていた。
After給与や休日を変えたその日に、担当者が自分で募集要項を更新して公開できる。

媒体に出す原稿とサイトの食い違いも保存前に警告し、「電話で言い直す」を減らす想定。

PROCESS

3ヶ月の進め方

オンラインと北海道内への訪問を組み合わせながら、設計 → 制作 → 公開を 2〜3 ヶ月で進めます。各月の終わりに必ず触れる成果物を残し、ご意見を翌月の作業に直接反映していく進め方です。

1
MONTH 01 / 設計 + 仕事の棚卸し

「ここで働く実際」を言葉にする月。

何を運び、一日がどう流れ、何が他社と違うのかをヒアリング。現役ドライバーにも話を聞いて、応募者がいちばん不安に思うところを書き起こします。載せる情報の優先順位と、応募までの導線を整理し、サイトの骨組みと主要画面の下書きを固めます。

  • 経営者・現役ドライバーへのヒアリング
  • 仕事内容・一日の流れ・休みの実態の言語化
  • 応募までの導線・画面マップ
  • トップと募集要項ページの下書き
2
MONTH 02 / 制作 + 応募者管理の構築

採用サイトと、応募を追える管理画面を同時に作る月。

表示用の採用サイトと、応募者管理を含む管理画面を同時並行で制作。求人媒体やハローワークからの応募も同じ一覧に入る形にします。月後半に実機で触れるサンプルを用意し、採用担当に試してもらいます。

  • 採用サイトの制作(スマホPC両対応)
  • 応募者管理・選考パイプラインの実装
  • 求人原稿エディタ・面接スケジュールの構築
  • 実機サンプルで採用担当が試運転
3
MONTH 03 / 公開 + 運用引き継ぎ

運用を担当者の手に渡す月。

検索での見え方・応募通知・前日リマインドを最終調整して公開。求人媒体との応募の取り込み方と、求人原稿の直し方を一緒に操作しながら引き継ぎます。必要に応じてもう1ヶ月延長して微調整。

  • 応募通知・前日リマインドの確認
  • 求人媒体からの応募の取り込み確認
  • 公開 + 運用マニュアル
  • 操作しながらの運用引き継ぎ

FAQ

よくある質問

  • Q1 求人媒体に出しているのに、自社の採用サイトまで必要ですか?
    媒体は「見つけてもらう」のは得意ですが、決まった枠に収まるので、地場中心で長距離が少ないとか、土日も交代で休めているといった、応募の決め手になる中身までは伝えきれません。媒体で見つけた人が「どんな会社だろう」と社名で検索したとき、ちゃんと働く実際が分かるページがあるかどうかで、応募するか迷ってやめるかが変わります。媒体をやめましょうという話ではなく、媒体とサイトで役割を分ける考え方です。
  • Q2 応募者の管理機能まで本当に要りますか?電話とメモで足りています。
    応募が多い会社なら専用ツールを入れますが、運送の採用で効くのは逆で、応募が少ないからこそ一件の取りこぼしが直接の損失になります。求人サイト・電話・ハローワークに分かれた応募を一つの一覧にまとめ、未連絡と面接日の未確定を画面の上に出すだけで、折り返し忘れや二度がけが構造的に起きにくくなります。サイトと同じ管理画面に入れるので、別ツールを増やさずに済みます。
  • Q3 パソコンが得意な人がいなくても、自分たちで運用できますか?
    採用の担当が社長か事務の方の片手間、という前提で設計します。「セッション」などの専門用語は使わず、ブロック名も「仕事内容」「お給料」「休みについて」のような言葉で表示します。給与や休みを変えたときは、その項目だけ直して「変更を公開」を押せば更新できます。媒体に出す原稿との食い違いは保存前に警告するので、サイトだけ古いまま、という事故も防げます。
  • Q4 載せるための文章や、ドライバーの写真が用意できていません。
    そこから一緒に作ります。最初の月は仕事の棚卸しに時間をかけて、何を運び、一日がどう流れ、入ってからどう一人前になるかを、現役ドライバーへのヒアリングから書き起こします。写真も、かしこまった撮影でなく、実際の車両や積み込みの様子を普段のまま記録するところからで構いません。きれいに飾るより、働く実際が伝わることを優先します。
  • Q5 制作にはどのくらいの期間・規模が必要ですか?
    想定では設計から公開まで約2〜3ヶ月、ドライバーが十数名〜数十名規模の運送会社を対象にしています。北海道内は直接お伺いし、道外はオンラインで対応します。要件が固まっていない段階からご相談いただけて、まずは「何を運んで、どんな一日で、何が他社と違うか」の整理から始めます。

「ドライバー募集中」で止まっている採用ページを、応募が来る窓口に。

「求人媒体に毎月払っても応募が来ない」「来ても折り返しが追えない」。
そういう採用こそ、働く実際が伝わるサイトと、応募を一画面で追える仕組みに作り直せます。
設計・制作・求人原稿・応募者管理まで、一貫してお手伝いします。