EvoQuest
EvoQuest AIAI業務システム 2026.05

SCENARIO ── NUTRITIONIST CASE

管理栄養士事務所の献立作成を、
AIによる献立案とアレルゲンチェックで支える。

保育園、幼稚園、福祉施設、小規模病院。複数の受託先の献立を毎週組み立てる管理栄養士事務所を想定します。アレルギー対応、栄養基準の達成、宗教や嗜好への対応、予算配分、帳票出力。ここまでを一元化する業務システムを組み立てます。受託先ごとの条件を共有し、担当者が献立案と確認事項を見ながら作業できるようにします。

想定領域
AI業務システム / 管理栄養士の業務改善
担当範囲
要件整理・AI設計・画面設計・実装
想定対象
受託事業所 数件〜十数件
想定期間
設計〜納品 約 3〜4 ヶ月

BEFORE CONTACT

相談する前に、ここまで分かります。

料金

初回相談・概算見積もりは0円。コンサルティングは月5万円〜、AI開発は内容により数百万円規模になる場合があります。

期間

類似する開発事例では、必要な機能の整理からAIの設計、画面の開発、納品まで約3ヶ月かかりました。

実案件

児童クラブ60施設の献立AI業務システム

アレルギー対応と予算管理を組み込み、設計から納品まで約3ヶ月で開発した実案件です。

実案件の詳細を見る

OVERVIEW

プロジェクト概要

管理栄養士事務所が抱える「複数受託先の献立を毎週組み立てる」業務を、AIと業務管理画面で支援する開発プラン。アレルギー対応・アレルゲン除外・栄養基準達成・顧客ごとの宗教/嗜好対応・予算配分・帳票出力 を一つの業務システムに統合します。

ミスが顧客の信頼に直結する業務のため、AIに任せきりにはせず、人が見て確認できる構造を最優先。AIの計算と業務画面をひとつのアプリにまとめ、担当者が条件を満たしているかと警告の内容を確認してから、献立を承認できるようにします。

CHALLENGE

課題

  • 01 アレルギー対応の見落としは顧客の信頼に直結する。手作業のチェックに依存する状態では、見落とし時の業務リスクが大きい。
  • 02 受託先ごとに栄養基準・予算区分・宗教/嗜好対応が異なるため、受託先 × 利用者 × 食材で組み合わせが膨大に。人手で正しく追える限界を超えがち。
  • 03 毎週の献立を、過去の提供履歴と栄養バランスの両方を見て組み立てる必要があり、ベテラン管理栄養士の頭の中にしかノウハウが存在しない状態になりやすい。
  • 04 結果として 献立作成業務が特定の管理栄養士に集中。引き継ぎが難しく、休めない・退職時のリスクが高い状態が続く。

APPROACH

課題への対応

ミスがそのまま顧客の信頼に響く業務なので、AIに丸投げする設計にはしません。人が見て、確実に確認できることを中心に置きます。曜日 × アレルゲン × 宗教/嗜好の除外条件は表にして見えるようにし、AIが献立を作る前と後で、必ず警告と差分が画面に並ぶようにする。承認ボタンを押すまでに、何が満たされていて何が要確認なのかが、目で追える状態にします。

AIの役割は「献立を作る」ことにとどめません。栄養基準・予算区分・アレルゲン・宗教/嗜好・過去履歴という条件をすべて満たす組み合わせを探す問題として設計します。画面は使い慣れた業務ソフトに近い表中心の形にして、担当者が条件や食材を順に確認できるようにします。

CONSULTATION

献立案の作成と条件の確認にかかる手間を減らす。

「特定の管理栄養士しか献立作成ができない」「アレルギー対応のミスが顧客の信頼に響く」。
献立の作成や確認にかかる手間を、AIと管理画面で減らします。
要件整理からAIの設計、業務画面、開発まで、同じ窓口でお手伝いします。

SCREENS

主要画面

想定する業務画面のサンプル。どの画面も、開いてすぐ「今やるべきこと」が分かる並びにしています。データは管理栄養士事務所の規模感に合わせた想定例です。

01. 献立業務のまとめ画面

今週の献立がどこまで進んでいるかを主要数値で一目で把握。アレルゲン警告や予算超え案件は「要対応」一覧から、その画面で対応。栄養素達成率も同じ画面で把握できる構成。

まとめ画面
設計のポイント
「いま見るべきもの」を画面右側のタスク欄にまとめ、左側の数値は状況把握用に役割分担。
採用パターン
主要数値 + 要対応タスク + 推移グラフ + 栄養素達成率 の4ブロック構成。
数値表現
揃った幅の数字で右寄せ、単位は小さく。

02. 食材・献立アイテム一覧

提供可能な食材・献立アイテム(数千件規模)を扱う一覧画面。原価・アレルゲン・栄養素・カテゴリで絞り込み、栄養素情報を含めて編集まで一つの画面で完結する設計。

一覧テーブル
設計のポイント
行を選ぶ操作と、個別編集・一括編集のボタンを区別して配置。
画面密度
行間隔を細かく調整し、長時間スクロールしても疲れにくく。
状態の表現
色だけでなくマーク付きラベルで、色の見え方が違う方にも配慮。

03. 受託事業所の一覧

受託先情報を一括管理。事業所をクリックすると右側に詳細パネルが開く2分割構成。曜日ごとのアレルゲン除外条件、栄養基準、宗教/嗜好対応を表で可視化。

一覧+詳細
設計のポイント
事業所を選ぶと右に詳細が開く同時表示で、受託先を見比べながら条件を確認できる。
独自パーツ
曜日ごとの除外アレルゲン・栄養基準・宗教や嗜好への対応を一覧で確認できる表。
操作
編集・削除は詳細パネル内で完結。一覧からは選択するだけ。

04. 献立作成(AIで作る流れ)

対象事業所・期間・予算区分・除外アレルゲン・栄養目標の5ステップ。「AIに任せる前に何を決める必要があるか」をステップ表示で常に見える化。

AIで生成
設計のポイント
ステップごとに条件のまとめを表示し、AIに何を伝えているかを見える化。
事前プレビュー
予算消化率・栄養基準達成見込み・利用可能食材数を実行前にざっくり表示。
待ち時間の表現
生成中は専用の表示で枠線と進捗バーを並べる。

05. 献立詳細

主要数値、日別の献立カード、栄養バランス、アレルゲンチェック結果を1画面に。確定前に除外対象のアレルゲン・予算超え・栄養基準未達のチェックをすべてこの画面で完結。

詳細
設計のポイント
「予算超え」「除外対象のアレルゲン」「栄養基準未達」を一覧にし、確定前にすべての警告をまとめて表示。
日別カード
カード/表/帳票 の3つの表示モードに切替可能。
チェック結果
合致/要確認 を色つきマークで一目で把握。

06. 配分カレンダー

月単位で全体を見渡せる画面。複数事業所の献立提供予定を日付ごとのマスに収めつつ、アレルゲン警告日や予算超え日を色で区別。印刷時もレイアウトが崩れない設計。

カレンダー
設計のポイント
マス内3件まで表示 + 件数の小さなラベルで「いつ忙しいか」が一目で分かる。
操作の流れ
表示中の月と月切替ボタンをまとめ、対象月を確認しながら操作できる設計。
印刷対応
A4横向け用の専用レイアウトで、印刷時にもマスの高さを自動調整。

07. 発注集計

確定した献立から発注量を自動計算。在庫の不足分を赤色で警告、仕入先ごとの内訳を1つの表にまとめて表示。業界標準フォーマットでの帳票出力に対応。

集計
設計のポイント
「現在の在庫数」と「発注後の在庫見込み」の両方を1つのマスで比較可能。
操作
食材別 / 事業所別 / 仕入先別 で集計を切り替えるボタン。
出力
表計算データの出力 / 発注書PDF / 業界標準の帳票 をワンクリックで。

08. 月次レポート

月次の運用状況を、主要数値 + 栄養基準達成率 + アレルゲン対応比率 + 事業所別ランキング + 推移グラフで一覧表示。経営報告書としてPDF出力前提の整然としたレイアウト。

レポート
設計のポイント
グラフごとに枠を設け、印刷時にグラフの途中でページが分かれないように調整。
配色
緑色1色とグレーに絞り、印刷時のインク消費にも配慮。
文字
数値は揃った幅、ラベルは可変幅で読みやすさを保つ。

OUTCOME

導入による変化

アレルギーの確認を、人の集中力に預けたままにしない。設計の最優先はそこです。そのうえで、献立まわりの仕事は次のように変わります。

01

受託先ごとに違う除外条件の見落としを、確定ボタンの手前で止める

Before受託先ごとに違うアレルゲンと栄養基準を、スプレッドシート上で担当者が目で追っていた。
After除外すべき食材が入っていれば、確定の前に警告が並ぶ。人が最後に見る点は変えない。

確認が必要な食材や条件を画面で示し、担当者の最終確認を助けます。

02

毎週の献立が、組む仕事から直す仕事になる。受託先ごとの作成時間を減らす。

Before予算区分・履歴・アレルゲン・栄養基準を紙とExcelで管理し、毎週手作業で組み立てていた。
AfterAIが予算と栄養基準に沿った配分案を出す。担当者は警告と前週との差分を見て直す。

組み立てをAIに、判断を人に。管理栄養士の時間は、判断のほうに使ったほうがいいと考えています。

03

ベテランが休んだ週も、別の担当者が同じ条件で献立を出せる

Before条件の組み合わせがベテラン一人の頭の中にあり、休まれると献立が出せなくなっていた。
After受託先ごとの条件と警告を画面で確認でき、別の担当者にも作成手順を引き継げる。

受託先ごとの条件と、例外に対応した理由を残し、引き継ぎに使えるようにします。

PROCESS

3ヶ月の進め方

オンラインでやりとりしながら、3〜4ヶ月で納品まで進めます。月の区切りごとに、触って確かめられるものをお渡しします。警告の出し方は、実際の受託先の条件を入れてから決めます。

1
MONTH 01 / 要件整理 + 制約抽出

献立の条件と確認画面を決める月。

業務の流れをヒアリングし、アレルゲン・栄養基準・予算区分・宗教/嗜好対応のルールを整理。情報の組み立てと画面切替の骨組みを固めます。

  • 業務ヒアリング(2〜3回)
  • 条件・ルールの一覧化
  • 情報の組み立て・画面マップ
  • 主要3画面の下書き
2
MONTH 02 / AI設計 + 画面開発

AIの仕組みと画面を、並行して形にする月。

条件をすべて満たす組み合わせを探す仕組みの設計と、8画面の開発を並行して進めます。月後半に動くサンプルを一緒に確認します。

  • 条件を満たす計算の設計
  • 主要8画面の開発
  • アレルゲン/栄養基準の表示パーツ開発
  • 動くサンプルを一緒に確認
3
MONTH 03 / 検証 + 納品

実際の運用に合わせて画面を調整する月。

実データで試した結果を画面の警告・差分表示に反映。発注集計・レポート・帳票・印刷対応まで仕上げて納品。必要に応じてもう1ヶ月延長して微調整。

  • 実データでの検証
  • 警告・差分表示の調整
  • 発注・レポート・帳票画面
  • 納品 + 運用引き継ぎ

FAQ

よくある質問

  • Q1 AIで管理栄養士の献立作成は代替できますか?
    献立の「組み立て」部分は大きく自動化できます。ただし完全な代替ではなく、AIが栄養基準・アレルゲン・予算などの条件を満たす献立案を作り、管理栄養士が最終確認して承認する設計を前提にしています。「ゼロから組み立てる仕事」が「確認して判断する仕事」に変わるイメージです。
  • Q2 栄養計算もAIで代替できますか?
    できます。エネルギー・たんぱく質・脂質・塩分などの栄養計算は、食材データベースをもとにAIが自動で行い、受託先ごとの栄養基準を満たしているかを画面上で判定します。手計算やExcelでの集計をなくし、基準を満たしていない項目だけを警告として表示します。
  • Q3 アレルギー対応もAIに任せられますか?
    アレルゲンの除外条件を受託先ごと・曜日ごとに登録しておけば、条件に違反する食材をAIが自動で除外します。ただしミスが顧客の信頼に直結する領域のため、確定前に必ずアレルゲンチェック結果を画面に表示し、人が目視で確認できる構造にします。AIに任せきりにはしません。
  • Q4 AIを導入すると、管理栄養士の仕事はなくなりますか?
    なくなりません。AIは毎週繰り返す「考えて組み立てる」作業を引き受けますが、受託先との関係づくり、例外的な対応、最終的な判断は管理栄養士の仕事として残ります。特定の人に集中していた業務を引き継ぎ可能な形にし、負荷と属人化を減らすことが目的です。
  • Q5 導入までの期間と、想定する事務所の規模を教えてください。
    想定では設計から納品まで約3〜4ヶ月、受託事業所が数件〜十数件規模の管理栄養士事務所を対象にしています。要件が固まっていない段階からご相談いただけます。まずは業務の流れと条件の整理から始めます。
  • Q6 栄養基準や食材のデータは、どの資料をもとにしますか?
    栄養基準の土台は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(2024年10月公表)です。エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの基準が年齢と性別ごとに示され、乳児・小児や高齢者の区分もあります。受託先が保育園か福祉施設かで使う区分が変わるので、受託先ごとに「どの区分のどの割合を1食で満たすか」を最初の月に決めて、画面の判定基準として登録します。受託先から独自の基準表を渡されている場合はそちらを優先します。食材の栄養素は文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」がExcel形式で公開されているので、これを食材台帳の土台にし、加工品や冷凍食品は商品の規格書から入れる欄を用意します。
  • Q7 いま使っている栄養計算ソフトのデータは引き継げますか?
    引き継げます。事務所で登録してきた食材・料理・献立の履歴を、いまのソフトから表計算データで書き出せれば、それを取り込んで台帳の初期データにします。書き出せる項目はソフトごとに違うので、最初の月に一度、実際に書き出したファイルを見せていただいて取り込みの形を決めます。書き出しができない場合は、紙の献立表から料理名を先に登録し、食材や分量など、栄養計算に必要な情報を順に補う進め方も相談できます。
  • Q8 園児ごとのアレルギー情報は、誰がどう入力しますか?
    除外条件の登録は事務所の管理栄養士が行い、AIは登録された条件に反する食材を除外するところまでを担当します。保育園の場合、厚生労働省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」で、医師が記入する生活管理指導表をもとに保護者・園・医師で情報を共有する流れになっています。この指導表の内容を受託先ごと・園児ごとに登録する画面を用意し、更新日を残して、古い指導表のまま献立が確定しないようにします。
  • Q9 費用はどのくらいかかりますか?1人で開業している事務所でも頼めますか?
    範囲を決めてから見積もります。金額を左右するのは、受託先の数と条件の種類、発注集計と帳票の形式をどこまで受託先ごとに合わせるか、いまのソフトからのデータ移行の量の3つです。1人の事務所でも相談できます。想定対象に「受託事業所 数件〜十数件」と書いているのは、条件の組み合わせが増えて手作業が限界になる規模の目安で、受託先が2〜3件でも園ごとにアレルギーの条件が違えば見落としの心配は同じです。その場合は受託事業所の一覧と献立詳細のアレルゲンチェックだけを先に作り、発注集計と月次レポートは後から足す小さな範囲から始められます。

献立案の作成と条件の確認にかかる手間を減らす。

「特定の管理栄養士しか献立作成ができない」「アレルギー対応のミスが顧客の信頼に響く」。
献立の作成や確認にかかる手間を、AIと管理画面で減らします。
要件整理からAIの設計、業務画面、開発まで、同じ窓口でお手伝いします。

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