01. 3日間の予約・来客見込み
開店前に予約状況を確認する画面。日ごとの予約人数と予約なしの来客予測を席数と比較して表示します。実際に案内できる空席数は、来店時刻や仮予約も確認して判断します。予約の欄には次に変更期限を迎える料理と残り時間を表示します。
SCENARIO ── BANQUET HEADCOUNT CASE
宴会の人数変更を台帳へ記録し、厨房と仕入担当者が確認する開発プランです。料理ごとの発注・仕込み期限と照合し、変更できる量と幹事との合意内容を残します。必要に応じて、予約なしの来客予測も仕込み表へ組み合わせます。
OVERVIEW
宴会の人数が変わったとき、予約台帳だけでなく、厨房の仕込み表と発注控えにも変更を伝える必要があります。料理によって発注や仕込みの時刻が異なるため、人数と一緒に、数量を変更できる期限を確認できる台帳を作る開発プランです。
たとえば鮮魚の発注後でも、まだ準備していない料理は数量を調整できる場合があります。台帳には品目ごとの期限と原価を登録し、連絡を受けた時点で確認すべき料理を表示します。実際の発注・仕込み状況は担当者に確認し、料理の数量や料金の扱いを幹事と相談します。原価の試算だけでキャンセル料が決まる仕組みではありません。
来客予測を使う場合は、宴会の予約人数と予約なしで来店するお客さんの見込みを分けます。過去の客数から宴会分を区別できるかを確認し、同じ人数を二重に数えないように設計します。
CHALLENGE
APPROACH
予約ごとの人数とコースに、料理ごとの発注・仕込みの変更期限を登録します。期限は厨房と仕入担当者に確認し、仕入先の変更条件も含めて整理します。人数変更を入力すると、期限に達した料理とまだ調整できる料理を表示します。実際の進み具合を確認してから、幹事との合意内容と厨房への連絡を記録します。
来客予測は、予約なしで来店するお客さんの仕込みを考える材料として使います。予約人数と予測人数を区別し、空席数・来店時刻・当日追加できる料理も確認できる画面にします。予測と実績の差は記録し、仕込みへの影響と合わせて振り返ります。天候やイベントなど気づいた事情も残せますが、それだけで予測が外れた原因と決めつけず、見直しの参考にします。
CONSULTATION
今の予約台帳と料理ごとの発注・仕込み期限を確認します。
厨房との共有から始める構成や予約なしの来客予測を含む構成を、店の運用に合わせて検討できます。
SCREENS
以下は4画面のサンプルです。利用する担当者と入力・確認する内容を紹介します。表示している名称・人数・数量・金額などは想定例です。
開店前に予約状況を確認する画面。日ごとの予約人数と予約なしの来客予測を席数と比較して表示します。実際に案内できる空席数は、来店時刻や仮予約も確認して判断します。予約の欄には次に変更期限を迎える料理と残り時間を表示します。
幹事さんからの連絡を受けて人数を直す画面。この例では14名を12名に直すと、品ごとに「変更期限後」「数量調整が可能」が分かれて出ます。取消できない発注分の原価を表示し、予約条件を確認して決めた対応を記録します。
翌日の準備を厨房で確認する画面。同じ仕込み表の中で「予約で確定している分」と「予約なしの来客の予測の分」が上下に分かれ、確定する品と当日足せる品も分かれています。予測の分は幅で出て、何を根拠にその数字にしたかが一行添えられます。
予約人数が受付時から当日までにどう変わったかをまとめて振り返る画面。団体の種類ごとに受付時と当日の平均人数を表示し、人数を再確認する時期の検討に使います。少数の記録から、次回も同じ変化が起きるとは判断しません。予約人数と予測人数の割合も同じ画面に出ます。
OUTCOME
以下は導入後に想定する使い方です。実際の業務で試し、作業時間や確認漏れの変化を確かめます。
お客さまの連絡手段は今のまま変えません。電話もLINEも受け続けて、店内では同じ台帳を使って変更内容を共有します。
料金の条件と対応記録を確認し、必要に応じて受付期限や案内方法を見直します。
予測が外れた場合の影響は、料理の原価や当日追加できる量によって異なります。予測と実績の差だけでなく、実際の仕込みへの影響も確認します。
PROCESS
設計から納品まで約3ヶ月の進行例です。店主・厨房・仕入担当者に画面を試していただき、変更の共有方法を調整します。札幌市内は訪問で、道外はオンラインで進めます。
宴会コースの品を一つずつたどって、市場への発注・仕込み・火入れがそれぞれ何時に始まるかを聞き取ります。そこから品ごとの「数量を変更できる期限」を逆算し、いまの予約ページに書いてある締切とのずれを一覧にします。予約がどの経路で入り、どこで人数が動くかも、この月に洗い出します。
予約台帳・座席ボード・人数変更の画面を開発します。並行して、過去の売上と予約の記録から「予約で埋まっていない席に予約なしの来客が何組入るか」を試作。予約人数と予約なしの来客数を区別したうえで、過去の実績と予測を比較します。記録が足りない場合は、必要なデータの収集から始めます。
予約ノートと台帳を2週間ほど併用し、人数や対応内容を照合します。期間は予約件数や確認項目に応じて調整します。締切の時刻が現場に合っているか、厨房の仕込み表がそのまま使える並びかを直し、タブレットの置き場所と文字の大きさも現場に合わせます。締切の引き直しをどう決めるか、記録をどう見返すかまで引き継いで納品します。
FAQ
RELATED
今の予約台帳と料理ごとの発注・仕込み期限を確認します。
厨房との共有から始める構成や予約なしの来客予測を含む構成を、店の運用に合わせて検討できます。