EvoQuest

業務アプリ・DX

自分の経験や得意なことを、アプリにするなら?

教室の先生や、相談に乗ってきた経験がある人の知識は、アプリの形でも届けられます。レッスンの予約や練習の記録のように対面の時間を支えるものから、動画や診断を売るものまで形はいろいろです。何を売るかで、ストアの支払いの決まりが変わる点だけ先に知っておくと安心です。

この記事でわかること

  • 経験をアプリにする形は、対面の時間を支えるもの(予約・振り返り・練習の記録)と、アプリの中身そのものを届けるもの(動画・教材・診断)に分けて考えると整理しやすくなります。
  • Appleの審査ガイドラインでは、アプリの中で見る動画や教材を売るときは、Appleのアプリ内課金を使う決まりです。
  • 対面のレッスンのように、アプリの外で受けるサービスの代金は、反対にアプリ内課金を使わず、クレジットカードなど別の方法で受け取ります。オンラインの1対1のレッスンは、別の方法も選べます。
  • 最初から売る仕組みまで作らなくても、今いる生徒さんの予約と記録から始めて、使われ方を見てから広げることもできます。

経験をアプリにする、いくつかの形

次は当社が考えたアイデアの例で、導入事例ではありません。料理教室、ピアノやギターの先生、ヨガやトレーニングの指導、子育てやお金の相談など、教えたり相談に乗ったりしてきた人を思い浮かべて書いています。

予約とレッスン後の振り返り

空いている枠を見て生徒さんが予約し、終わったあとに先生がその日のポイントを書いて渡します。生徒さんは前回何を言われたかを、次のレッスンの前に見返せます。

練習や取り組みの記録

毎日の練習時間、作った料理の写真、歩いた距離などを生徒さんが記録し、先生がときどきコメントを返します。会えない日のあいだも、続けるきっかけになります。

動画や教材の配信

基本の手順を動画にしておき、レッスンでは一人ひとりのつまずきに時間を使う、という分け方ができます。遠くに住んでいて通えない人にも届けられます。

診断やチェックリスト

いくつかの質問に答えると、今の状態に合った練習や、次に読むとよい説明が出てくる仕組みです。相談の前に答えてもらえば、最初の面談で聞くことも絞れます。

生徒さん同士がつながる場所

作品を見せ合う、発表会の案内を受け取る、といった場所です。人が集まる場にはやりとりの見守りが要るので、最初は先生からのお知らせだけにする方法もあります。

アプリの中で売るか、外のサービスの代金か

アプリでお金を受け取るなら、App StoreやGoogle Playに出すアプリでは、何を売るかによって支払いの受け取り方に決まりがあります。ここを知らずに作り始めると、審査の段階で作り直しになることがあります。

以下はAppleのApp Store審査ガイドライン(2026年6月8日更新版)の内容です。ガイドラインは改定され、国や地域によって別の扱いが設けられている項目もあるので、作る時点の最新版で確かめます。

アプリの中で見る動画・教材・機能を売る

有料の動画や教材を見られるようにする、月額で使える機能を増やす、といったアプリの中身を売る場合は、Appleのアプリ内課金を使う決まりです(3.1.1)。代金からはAppleの手数料が差し引かれるので、価格を決めるときに含めて考えます。

対面のレッスンなど、アプリの外で受けるサービス

教室で受けるレッスン、出張での指導、実物の教材の販売のように、アプリの外で受けるサービスや物の代金は、反対にアプリ内課金を使わず、クレジットカードなど別の方法で受け取ります(3.1.3(e))。

オンラインの1対1のレッスンや相談

2人のあいだでリアルタイムに行うサービス(ガイドラインの例は家庭教師、トレーニング指導など)は、アプリ内課金以外の方法で受け取ることもできます。一方で、1人の先生が複数の人に同時に行うオンラインの講座は、アプリ内課金を使う決まりです(3.1.3(d))。

Androidの場合

Googleの開発者向け資料では、Google Playの課金の仕組みはデジタルの商品のためのもので、実物の商品やサービスには使わないと説明されています。アプリの中で教材を売るときの細かな条件は、Google Playのポリシーで確かめます。

ストアに出さない形も選べる

ブラウザで開くWebアプリなら、ストアの審査も、ストアのアプリ内課金の決まりもかかりません。決済サービスの手数料はかかりますが、価格や売り方を自分で決めやすい形です。ホーム画面に追加して、アプリのように開いてもらうこともできます。仕組みはPWAとは? ホーム画面から開けるWebアプリで説明しています。

一方で、ストアで見つけてもらいたい、iPhoneで通知を確実に届けたい、カメラなど端末の機能を深く使いたい、という場合はストアのアプリが合います。どちらにするかは、誰にどう見つけてもらうかから決めるのが近道です。

小さく始めるなら

最初から動画の販売や会員制まで作ると、作る範囲も、支払いの決まりの確認も増えます。今いる生徒さんに使ってもらう予約と振り返りの画面から始めれば、レッスンの代金は今まで通り受け取ったまま、アプリがどう使われるかを見られます。

そのうえで、何度も同じ質問を受ける内容を動画にする、通えない人向けにオンラインのレッスンを足す、と広げていけます。生徒さんの名前や連絡先を預かる場合は、何に使うかを登録の前に示しておきます。

生徒台帳や月謝の管理まで含めた教室向けの形は、学習塾・習い事教室向けの管理アプリの開発プランが参考になります。

この記事を書いた人

立石伊吹代表取締役 / DX・AIアドバイザー

北海道札幌市を拠点に、業務アプリやAIの開発を行っています。北海道内は直接うかがい、道外はオンラインで対応しています。専門用語を使わず、相手の言葉で話すことを大事にしています。

自分の経験を、どんな形で届けたいか。そこから一緒に考えます。

誰に、どの場面で届けたいかが分かれば、Webアプリで足りるか、ストアに出すかを決められます。まだ考えがまとまっていない段階でも、話しながら整理できます。

アプリのアイデアを相談する (新しいタブで開きます)

メールでのお問い合わせ:info@evoquest.jp 解説記事一覧へ戻る

EvoQuest

AI相談窓口

EvoQuestについて、
気になることを聞いてください。

サービスの内容や制作実績、
費用の目安などをご案内します。

AIが回答します。個人情報・機密情報は入力しないでください。入力内容は回答のためにAI提供元へ送信されます。利用について(新しいタブ)

直接お問い合わせ

会話はこのタブに一時保存されます。