EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / 回数券・レッスン受付 2026.10

SCENARIO ── STUDIO TICKET LEDGER

回数券の残りと期限を、
受付の画面で確かめる

紙の回数券とスタンプの代わりに、レッスンの受付で「来た」を押すと残り回数が減るアプリの開発プランです。期限が近い会員を一覧にし、会員も自分のスマホで残りを確かめられます。

想定領域
Webアプリ / 回数券の販売と残り回数・レッスン受付・会員の表示
担当範囲
今の回数券とレッスン表の確認・画面の開発・スタジオでの試用・インストラクターの方への説明
想定対象
店主とインストラクター2人で、会員約80人に4回券・10回券・20回券を売っている少人数のピラティススタジオ
想定期間
受付と回数券の画面を約2ヶ月で作り、紙の回数券と並べて使い始める想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

少人数のスタジオでは、回数券を紙で渡してレッスンのたびにスタンプを押したり、受付のノートに残り回数を書いたりするやり方がよくあります。会員が券を忘れた日は後で押すことになり、残りが何回か、期限はいつかを会員にも店にもすぐに答えにくくなります。

このプランは、回数券の残りと期限をアプリにまとめ、レッスンの受付で「来た」を押すと1回分が減る形にします。期限が近い人に声をかけるか、期限を延ばすかは店主が決めます。アプリが出すのは、判断に必要な期限と残り回数までです。

CHALLENGE

課題

  • 01 券を忘れた日のスタンプが後回しになる。受付のメモから押し忘れが出ると、残り回数が会員の覚えとずれる。
  • 02 期限が過ぎてから気づく。回数が残ったまま期限が来た会員から問い合わせがあっても、いつ何回使ったかを紙からたどるしかない。
  • 03 長く使える券を足したいが、扱いが分からない。期限を12か月にした20回券を始めたとき、法律で数えておくことがあるのかを店主が調べきれていない。
  • 04 期限の延長が人によって違う。けがで休んだ会員の期限を延ばしたかどうかが店主の記憶にしか残っていない。

APPROACH

課題への対応

回数券のように、回数に応じた代金を先に受け取って発行する券は、資金決済に関する法律の「前払式支払手段」に当たることがあります(第3条第1項第2号)。ただし、発行の日から6か月以内に限り使える券には、同法の前払式支払手段の規定が適用されません(第4条第2号、施行令第4条第2項)。このプランでは、販売の画面で種類を選ぶと期限を計算し、6か月を超える券かどうかを表示します。

6か月を超えて使える券を自分の店だけで使う場合は、毎年3月31日と9月30日の基準日に使われていない分を数え、その額が1,000万円を超えた基準日に財務局への届出が要ります(第3条第2項、第5条、施行令第6条)。回数を金額に直す方法は内閣府令で決まっているため、アプリが出すのは販売価格からの目安です。届出が要るかどうかは、この数字だけで決めずに財務局に確かめます。

期限の延長は、けが・入院・スタジオの休業など、理由を選んで日数と決めた人を残します。6か月以内の券を延ばすと発行の日から6か月を超えて使えることになるため、延長の扱いは使い始める前に財務局に確かめて決める前提にします。支払いは今までどおり店頭で受け、オンライン決済はこのプランに入れていません。

CONSULTATION

今の回数券と受付のノートから、ご相談ください

回数券の種類・期限・延長のルールを伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
受付と残り回数だけで始めるか、会員の表示まで入れるかも、その場で相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は4画面のサンプルです。誰がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・回数・価格・日付などは想定例です。

01. レッスン受付

予約した会員の回数券・期限・残り回数を並べ、来た人の「来た」を押すと1回分が減る画面です。残りがない人や期限が近い人には確認することが出ます。利用場面の中心になる画面です。

レッスンの前にインストラクターが開く画面
押し間違いは当日中に取り消す
減らした1回はこの画面から取り消せます。取り消した人と時刻も残ります。
残りがない人は支払いを確認
回数券を使い終わった人には、購入するか当日払いにするかを確かめる印が出ます。
声をかけるかは人が決める
期限が14日以内で回数が残っている会員を右側に並べます。声をかけるかどうかは店主とインストラクターが決めます。

02. 回数券の販売

種類を選ぶと、発行日から期限を計算し、6か月を超える券かどうかを表示する画面です。支払いは店頭で受け、受けた方法を残します。会員のスマホには回数と期限が出ます。

回数券を売るときに店主が開く画面
種類と期限はスタジオが決める
4回券は2か月、10回券は6か月、20回券は12か月というのはこの例の設定です。期限の日の数え方はスタジオが決めて登録します。
6か月を超える券に印
20回券のように6か月を超えて使える券には、基準日に未使用の分を数える対象という印が付きます。

03. 会員の回数券

会員ごとに、買った回数券・使った日・受付した人・期限切れになった回数を並べる画面です。期限の延長もここで理由とともに残します。右側は、会員が自分のスマホで見る表示の例です。

会員から問い合わせがあったときに開く画面
使った日をたどれる
「まだ残っているはず」という問い合わせに、使った日と受付した人で答えられます。
延長の理由を残す
延ばしたかどうか、何日延ばしたかを残すので、会員ごとに対応が違っていないかを後から確かめられます。

04. 基準日の未使用残高

基準日に使える券の枚数と残り回数を種類ごとに並べ、6か月を超える券の未使用残高の目安を出す画面です。1,000万円に対してどの位置かも示します。

3月31日と9月30日のあとに店主が見る画面
金額は目安
「残り回数 × 販売価格の1回あたり」で出しています。正式な計算の方法は内閣府令で決まっています。
数えないもの
6か月以内に限り使える券と、期限を過ぎて使えなくなった回数は数えません。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。紙の回数券と並べて1〜2か月使い、残り回数の問い合わせと押し忘れがどう変わるかをみます。

01

残り回数の問い合わせにその場で答える

今の作業会員の券やノートを探して、スタンプの数を数える。
導入後の使い方会員の画面で、使った日と残り回数を見て答える。会員も自分のスマホで確かめられる。

測るのは、残り回数や期限についての問い合わせの件数と、答えるまでにかかった時間。使い始める前の2週間を記録してもらい、同じ数え方で比べる。

02

期限切れになる回数を前もって知る

今の作業期限が過ぎてから会員に言われて気づく。
導入後の使い方期限が14日以内で回数が残っている人が受付の画面に並ぶ。声をかけるかは店主が決める。

測るのは、期限切れになった回数と、期限についての問い合わせの件数。声をかけたかどうかも記録する。

03

長く使える券の扱いを把握したうえで決める

今の作業12か月の券を始めたが、数えておくことがあるのか分からない。
導入後の使い方基準日ごとに未使用残高の目安が出て、券の種類や期限を変えるときの材料になる。

測るのは、基準日の未使用残高の目安の推移。届出が要るかは財務局に確かめる。

PROCESS

進め方

受付の流れはレッスンの合間に変えられないため、空いている時間帯のクラスで試し、紙の回数券と並べて使い始める進め方を想定しています。札幌市内・近郊はもちろん、北海道内ならスタジオに伺い、今の回数券と受付のノートを見せていただきながらお話を聞きます。

1
STEP 01 / 受付と販売を作る

今の回数券とレッスン表を写し取り、受付の画面を作る

回数券の種類・価格・期限・延長のルール・レッスン表を確かめます。今使っている紙の券の残り回数をアプリに移す方法も一緒に決めます。レッスン受付・回数券の販売・会員の回数券の3画面を作り、空いている時間帯のクラスで試します。

  • 回数券・レッスン表・延長のルールの確認(訪問)
  • 3画面の開発と、今の残り回数の移し方の決定
  • 空いている時間帯のクラスでの試用
2
STEP 02 / 並べて使う

紙の券と並べて使い、会員の表示と残高の画面を足す

紙の券と並べて使い、受付にかかる時間やインストラクターの方の戸惑いを見ます。会員がスマホで残りを確かめる表示と、基準日の未使用残高の画面は、受付の記録がそろってから追加します。

  • 紙の回数券との並行運用と使い方の見直し
  • インストラクターの方向けの使い方の説明
  • 会員向けの表示と基準日の画面の開発

FAQ

よくある質問

  • Q1 予約アプリや会員管理のサービスで、回数券も扱えるのでは?
    扱えるものがあります。まずは既にある製品を試し、それで足りるかを確かめるのがおすすめです。作ったほうがよくなるのは、期限の延長のルールや券の種類がスタジオ独自で製品の設定に収まらないときや、今の受付のノートの形をなるべく変えずに移したいときです。最初の打ち合わせで、既にある製品で済む部分を先に分けます。
  • Q2 回数券の期限は6か月以内にしたほうがよいのですか?
    このプランでは期限を決めません。発行の日から6か月以内に限り使える券には資金決済法の前払式支払手段の規定が適用されない、というのは法律の決まりですが、期限をどうするかは会員の通い方やスタジオの方針で決めることです。長い期限の券を出すなら、基準日に未使用の分を数えられるようにしておき、扱いに迷うときは財務局に確かめます。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数(受付と販売だけか、会員の表示や基準日の画面まで入れるか)、今の予約の仕組みとつなぐか、紙の券の残りをどこまで移すか、スタジオの数です。お見積りまでは費用はかかりません。

今の回数券と受付のノートから、ご相談ください

回数券の種類・期限・延長のルールを伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
受付と残り回数だけで始めるか、会員の表示まで入れるかも、その場で相談できます。

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