EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / 定期訪問の予定・鍵の預かり台帳・作業報告 2026.10

SCENARIO ── HOUSEKEEPING VISITS AND KEYS

預かった鍵の行き先を、
持ち出しから返却まで残す

個人で営む家事代行で、定期訪問と単発の予定、預かった鍵の持ち出しと返却、作業の報告をスマホにまとめる開発プランです。鍵を誰が持ち出すか、日程の変更を受けるかは代表が決め、アプリはその記録を残します。

想定領域
Webアプリ / 今日の訪問と鍵・週の予定・鍵の預かり台帳・作業報告・お客さんごとの約束
担当範囲
今の予定表と鍵の扱いの確認・画面の開発・代表とスタッフでの試用・お客さんへの報告の文面づくり
想定対象
札幌市内で家事代行を営む個人事業主(代表1人と週3日のスタッフ1人)。定期のお客さん約25件のうち、留守中に作業するため鍵を預かっているのが約10件
想定期間
鍵の台帳と今日の訪問の画面から作り、今の手帳とLINEのやりとりと並べて1か月ほど使ってから、報告と予定の画面を足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

このプランでは、定期訪問の予定を代表の手帳とスマホのカレンダーに書き、お客さんとの日程の変更や作業の報告をLINEで受け渡ししている家事代行を想定しています。共働きのお宅では留守中に作業するため、お客さんから合鍵を預かり、事務所の鍵付きの箱にしまっています。

鍵を預かる仕事で心配なのは、鍵がいまどこにあるかをすぐに答えられないことです。鍵の札には番号だけを付け、持ち出しと返却をその日のうちにアプリに残すのがこのプランの出発点です。予定と報告は、その鍵の記録に合わせて同じアプリに入れます。

CHALLENGE

課題

  • 01 鍵がいま誰の手元にあるかを記憶に頼っている。スタッフが持ち出した鍵を翌朝まで持ったままの日があり、箱を開けるまで足りないことに気づかない。
  • 02 鍵の札にお客さんの名字を書いている。鍵を落としたとき、拾った人にどのお宅の鍵か分かってしまう。
  • 03 日程の変更がLINEの中に埋もれる。隔週のお客さんの「来週はお休み」と単発の依頼が同じトークに流れ、手帳への書き写しが漏れる。
  • 04 作業の報告がスタッフによってばらばら。写真の撮り方や書く内容が人によって違い、お客さんから「今日は浴室もやってもらえた?」と聞き返される。

APPROACH

課題への対応

お客さんの名前・住所・入室の方法を表計算やアプリにまとめて事業に使うと、規模にかかわらず個人情報の保護に関する法律の「個人情報取扱事業者」に当たります(第16条第2項)。利用の目的をできる限り特定し(第17条)、申込書で直接受け取るときはあらかじめ目的を示すこと(第21条第2項)、漏えいなどを防ぐ措置を取ること(第23条)、スタッフに扱わせるときは必要な監督をすること(第24条)が求められます。このプランでは、申込のときにお渡しする文面に利用の目的を書き、住所と入室の方法はスタッフの画面では担当する日の分だけを出します。

鍵は「K-07」のような番号の札を付けて事務所の鍵付きの箱に入れ、番号とお宅の対応はアプリの中にだけ置きます。朝に持ち出す鍵を選ぶと持ち出した人と時刻が残り、夕方までに返していない鍵は代表の画面に出ます。鍵を持ち帰ってよいか、だれに持ち出しを任せるかは代表が決めます。アプリはその決まりと記録を見えるようにするだけです。

作業の報告は、お客さんと決めた作業の項目に印を付け、仕上がった場所の写真を添えて送ります。写真には人や郵便物・書類を写さない、というお客さんとの約束も報告の画面に出します。料金の受け取りは今までどおり月末の振込で、このプランに決済は入れていません。

CONSULTATION

今の鍵の預かり方と手帳から、ご相談ください

鍵を預かってから返すまでの流れと、予定・報告のやりとりを伺い、アプリに移す部分と今のまま残す部分を一緒に分けます。
鍵の台帳だけで始めるかも、その場で相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。誰がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・地区・鍵の番号・時刻・日付などは想定例です。

01. 今日の訪問と鍵の持ち出し

その日の訪問を時間順に並べ、鍵を使うお宅には鍵の番号を出す画面です。持ち出す鍵に印を付けると、持ち出した人と時刻が残ります。利用場面の中心になる画面です。

朝、事務所を出る前に代表とスタッフが開く
鍵は番号で出す
一覧では「K-07」のように番号を出し、お宅の名前は訪問の行にだけ出します。箱から取り出すときは番号だけを見れば足ります。
返していない鍵を上に出す
前の日までに持ち出して返却の記録がない鍵は、画面の上に赤で出します。持ち帰りを代表が認めた鍵は、その旨と返す予定の日を出します。

02. 週の予定

毎週・隔週の定期訪問と単発の依頼を、スタッフごとに曜日の列に並べる画面です。お休みや日程の変更の申し出を受けたら、代表が入れて、空いている時間に振り替えるかを決めます。

週のはじめと、お客さんから連絡が来たとき
申し出と決めたことを分ける
「来週はお休み」「木曜に変えたい」の申し出は、受けた日と受けた方法(LINE・電話)と一緒に残し、代表が受けるかどうかを入れると予定に反映します。
移動の時間を見込む
訪問と訪問のあいだが30分未満のときは印を付けます。地区が離れているかどうかは代表が見て決めます。

03. 鍵の預かり台帳

預かっている鍵を番号順に並べ、本数、預かった日、預り証を渡した日、最後に持ち出した人と返した時刻を出す画面です。契約が終わったお客さんの鍵は、返した日と受け取った方の確認を残してから台帳を閉じます。

鍵を預かるとき・返すとき、代表だけが開く
本数を合わせる
預かったときの本数と、箱にある本数を月に1回代表が数えて入れます。合わない番号があれば印が残ります。
返した記録を残す
契約の終わりに鍵をお返ししたら、返した日と受け取った方の名前を入れます。返した番号は空きになり、次に預かる鍵に使えます。

04. 作業報告

お客さんと決めた作業の項目に印を付け、仕上がった場所の写真と気づいたことを入れて送る画面です。入室と退室の時刻、施錠したことも同じ報告に残します。

作業を終えて、お宅を出る前にスタッフがスマホで
決めた項目から選ぶ
項目はお客さんごとの約束から出すので、スタッフが変わっても同じ項目で報告できます。できなかった項目には理由を一言入れます。
写真の約束を出す
「人や郵便物・書類を写さない」などの約束を写真の欄の横に出します。送る前に代表が確かめるかどうかは、お客さんごとに決めます。

05. お客さんごとの約束

作業の範囲、触らない場所、ペットの有無、入室の方法、鍵を預かっているか、報告の送り先をまとめる画面です。スタッフの画面には、担当する日の分だけが出ます。

はじめての訪問の前と、約束が変わったとき
触らない場所を先に書く
「書斎の机の上は触らない」のように、しない作業を先に並べます。はじめて担当するスタッフが見落とさないためです。
利用の目的を残す
申込のときに示した利用の目的と、その文面を渡した日を残します。目的の外で連絡先を使わないための確認です。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。最初の1か月は今の手帳とLINEのやりとりと並べて使い、鍵の返し忘れと日程の書き写し漏れがどう変わるかをみます。

01

鍵がいまどこにあるかを、その場で答えられる

今の作業箱を開けて数え、足りない鍵はスタッフに電話して確かめる。
導入後の使い方持ち出しと返却の記録から、持ち出した人と時刻が分かる。返していない鍵は夕方に代表の画面に出る。

測るのは、返却の記録がないまま翌朝を迎えた鍵の数と、月に1回の本数確認で合わなかった数。始める前の1か月は、毎朝箱の中を数えて同じ数え方で記録しておく。

02

日程の変更と作業の報告が1か所に残る

今の作業LINEで受けた変更を手帳に書き写し、報告はスタッフがそれぞれの書き方で送る。
導入後の使い方申し出と代表が決めたことが予定に残り、報告は決めた項目と写真で届く。

測るのは、予定とお客さんの認識が食い違った回数と、報告のあとにお客さんから作業の内容を聞き返された回数。

PROCESS

進め方

鍵の扱いは、決まりを先に決めてから画面に移すほうが、スタッフにも伝わりやすくなります。そこで、今の鍵の箱と手帳を見せていただき、鍵の台帳と今日の訪問の画面から作る進め方を想定しています。札幌市内・近郊はもちろん、北海道内なら事務所に伺ってお話を聞きます。

1
STEP 01 / はじめの数週

鍵の扱いの決まりをそろえ、台帳と今日の訪問を作る

預かっている鍵の本数、札の付け方、持ち帰りを認める場合、契約が終わったときの返し方を代表と確かめます。鍵の札を番号に付け替え、鍵の台帳と今日の訪問の画面を作ります。

  • 鍵の箱と手帳・LINEのやりとりの確認(訪問)
  • 鍵の札の付け替えと台帳への登録
  • 鍵の台帳と今日の訪問の画面の開発
2
STEP 02 / 使い始めの1か月

手帳と並べて使い、持ち出しの記録が続くかを見る

手帳も続けて使い、毎朝の持ち出しと夕方の返却が記録できているかを代表と週ごとに確かめます。押し忘れが多い場面があれば、ボタンの位置や通知の時刻を直します。

  • 手帳との並行運用
  • スタッフへの説明と押し忘れの確認
3
STEP 03 / 2か月目から

週の予定と作業報告を足し、報告の文面を整える

週の予定、お客さんごとの約束、作業報告の画面を足します。報告の項目と写真の約束をお客さんごとに確かめ、送り先をメールかLINEかで決めます。

  • 週の予定・お客さんごとの約束・作業報告の画面の開発
  • 報告の項目と写真の約束の確認
  • 申込のときにお渡しする利用目的の文面の見直し

FAQ

よくある質問

  • Q1 お客さんにもアプリを入れてもらう必要がありますか?
    このプランでは、お客さんはアプリを入れません。報告はメールかLINEで届き、日程の変更も今までどおりLINEや電話で受けて、代表がアプリに入れます。お客さんが自分で予定を見たり変えたりできるページは、使い始めてから必要かどうかを相談して足せます。
  • Q2 鍵の暗証番号やスマートロックの情報も入れられますか?
    入れることはできますが、このプランでは扱いません。番号を残す場合は、代表だけが見られる場所に置き、スタッフにはその日の訪問の直前だけ出すなど、見える人と時間を絞る設計が必要です。スマートロックの連携は、製品ごとに仕様を確かめてからの相談になります。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数(鍵の台帳と今日の訪問だけか、予定と報告まで入れるか)、報告をメールとLINEのどちらで送るか、スタッフの人数と見せる範囲の分け方です。お見積りまでは費用はかかりません。

今の鍵の預かり方と手帳から、ご相談ください

鍵を預かってから返すまでの流れと、予定・報告のやりとりを伺い、アプリに移す部分と今のまま残す部分を一緒に分けます。
鍵の台帳だけで始めるかも、その場で相談できます。

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