EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / 参加申込・在庫・当番管理 2026.10

SCENARIO ── KODOMO SHOKUDO

申込の人数と寄付の食材から、
作る食数と買い足すものを決める

子ども食堂の参加申込とアレルギーの申告をスマホで受け付け、寄付でいただいた食材の在庫と合わせて、調理の担当が作る食数と買い足すものを決める開発プランです。ボランティアの当番と当日の受付も同じアプリで扱います。

想定領域
Webアプリ / 参加申込・寄付食材の在庫・ボランティア当番の管理
担当範囲
今の申込と買い出しの流れの確認・画面の開発・運営メンバー向けの説明・定着支援
想定対象
月1回、平日の夜に開く子ども食堂(1回の参加は子ども25名前後・大人10名前後、ボランティア約15名が交代で参加)
想定期間
申込と食数の画面を約2ヶ月で作り、2回の開催で試してから当番と受付を足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

子ども食堂の多くは、地域の人が仕事の合間に運営しています。開催日が近づくと、代表や調理の担当が電話やLINEで申込を受けて人数を数え、寄付でいただいた野菜やお米を見ながら献立と買い出しの量を決めます。ボランティアの当番も、同じ人が一人ずつ声をかけて埋めています。

このプランは、その数える作業と確かめる作業をアプリに移すものです。何食作るか、何を買うかは調理の担当が決めます。アプリは申込の人数、アレルギーの申告、食材の在庫を一つの画面に集め、足りないものと期限の近いものに印を付けます。当日に申込なしで来る子の分をどれだけ見込むかは、食堂ごとの考え方で決めて入力します。

CHALLENGE

課題

  • 01 申込が電話・LINE・口頭に分かれ、人数を数え直す。締切の日に代表がメモと会話を見返して合計を出し、調理の担当へ伝えている。アレルギーの申告も同じメモの中に混ざっている。
  • 02 寄付の食材が何キロ残っているか、倉庫を見ないと分からない。農家さんや商店からいただいた日と期限の記録が紙に残っておらず、買い出しのあとに同じものが倉庫から出てくる。
  • 03 ボランティアの当番を一人ずつ頼んでいる。調理・配膳・受付・片付けのどこが足りないかを代表が覚えていて、前日に足りないと分かって声をかけ直す。

APPROACH

課題への対応

農林水産省が公開している子ども食堂の運営者へのアンケート(平成29年10〜11月、274件が回答)では、子どもの食物アレルギーの把握の方法(複数回答)として「参加申込時に申告してもらう」が45.6%で最も多くなっていました。このプランでも、アレルギーは申込の画面で申告してもらい、食数の画面と当日の受付の画面に同じ内容を出します。献立にどの食品が入るかは、調理の担当が食材の表示を見て登録します。取り分けや別の鍋で作るといった対応は、調理の担当が決めます。

同じアンケートでは、保健所への手続きについて、営業許可を得ている食堂、届出をしている食堂、相談したうえで許可・届出が不要とされた食堂に分かれていました。必要な手続きは食堂の運営の形に応じて保健所に相談して確かめる事柄で、アプリが判断するものではありません。アプリは、食堂で決めた衛生の決まりを当番の画面に掲示するところまでにします。

申込で預かるのは、子どもの呼び名、人数、アレルギーの有無と食品名、緊急連絡先の電話番号に絞ります。住所や家庭の事情は聞きません。名前とアレルギーを見られるのは代表と調理の担当だけにし、開催が終わったあとの記録をどこまで残すかは、運営メンバーで決めて設定します。

CONSULTATION

今の申込の受け方と買い出しの決め方からご相談ください

申込の集め方、寄付食材の管理、当番の頼み方を確認し、アプリに移す範囲を整理します。
申込と食数だけで始めるか、当番や受付まで含めるかも一緒に検討できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。利用する担当者と、入力・確認する内容を紹介します。表示している名前、人数、食材、数量、日付などは想定例です。

01. 開催日の食数と買い物リスト

申込の人数、当日参加の見込み、アレルギーの申告を並べ、献立の食材ごとに必要な量と倉庫の在庫を比べる画面です。足りない分が買い物リストになり、調理の担当が量を直してから確定します。利用場面の中心になる画面です。

申込の締切のあとに調理の担当が開く画面
当日参加の見込みは食堂が決める
申込なしで来る子の分を何食見込むかは、運営メンバーで決めた数を入れます。前回までに来た人数は横に参考として出します。
在庫は寄付の記録から
寄付食材の画面で受け取った量から、前回までに使った量を引いた数が出ます。倉庫で数え直した数に直すこともできます。
アレルギーの対応は調理の担当が書く
申告のあった食品と、献立のどの料理に入っているかを並べます。どう対応するかは調理の担当が書き込み、当日の受付の画面にも出ます。

02. 参加申込

保護者がスマホで開く申込の画面です。開催日、子どもと大人の人数、子どもの呼び名、アレルギーの有無、緊急連絡先を入れます。2回目からは前回の内容が入った状態で開き、変わるところだけ直します。

保護者のスマホ
聞くことを絞る
住所や家庭の事情は聞きません。アレルギーは「あり」を選んだときだけ食品名を入れる欄が出ます。
締切を過ぎたら
締切のあとは申込のボタンが「当日そのまま来てください」の案内に変わります。当日参加の人は受付で人数を伝えます。

03. 寄付食材の在庫

いただいた食材の品名、数量、期限、受け取った日、置き場所を記録する画面です。期限の近い順に並び、次の開催日までに期限が来るものに印が付きます。寄付してくださった方の名前は、本人の希望に合わせて匿名にもできます。

寄付を受け取った人が入力
期限は表示のとおり
消費期限か賞味期限かを、包装の表示のとおりに選んで入れます。期限を過ぎたものをどう扱うかは、食堂の決まりに従います。
お礼の連絡に使う
寄付してくださった方ごとに、いただいた日と品名が残ります。活動報告やお礼状を作るときに見返せます。

04. ボランティアの当番

開催日ごとに、調理・配膳・受付・片付けの必要な人数と、手を挙げた人を並べる画面です。足りない役割だけを、まだ予定を答えていないボランティアに知らせます。

開催日までの当番集め
知らせは足りない役割だけ
埋まった役割の募集は出しません。誰に何回知らせたかが残るため、代表が同じ人に何度も声をかけずに済みます。
衛生の決まりを掲示する
調理に入る人への決まり(体調の確認、手洗い、身支度など)を、食堂で決めた文面のまま当番の画面に出します。

05. 当日の受付

受付の担当がタブレットで開く画面です。申込のあった子に印を付け、申込なしで来た子は人数とアレルギーの有無を聞いて追加します。アレルギーの申告がある子は、調理の担当が書いた対応と一緒に表示されます。

開催日の受付
配膳の前に確かめる
アレルギーの申告がある子が受付を済ませると、配膳の担当の一覧に名前と対応が出ます。
次の回の食数に使う
当日参加の人数と、作った食数・残った食数を記録します。次の回の見込みを決めるときに見返します。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。実際に2回の開催で試し、代表と調理の担当の作業時間や連絡の回数の変化を確かめます。

01

締切の日に申込を数え直さない

今の作業電話・LINE・口頭の申込を、代表がメモから数えて調理の担当へ伝える。
導入後の使い方申込は開催日ごとの一覧に集まり、人数とアレルギーの申告が調理の担当の画面に出る。

測るのは、申込の締切から食数を決めるまでにかかった時間と、申込の確認のために保護者へ連絡した回数。使い始める前の開催1回ぶんを記録してもらい、同じ数え方で比べる。

02

倉庫にあるものを買わない

今の作業倉庫の中を見に行くか、記憶をたよりに買い出しの量を決める。
導入後の使い方寄付食材の在庫と献立の必要量を比べ、足りない分だけが買い物リストに出る。

測るのは、開催ごとの買い出しの金額と、期限を過ぎて使えなかった寄付食材の量。寄付の量は回によって変わるため、2回の結果だけで良し悪しを決めない。

03

当番の不足を前日より前に知る

今の作業足りない役割を代表が覚えていて、前日に声をかけ直す。
導入後の使い方役割ごとの不足が一覧で見え、足りない役割だけを予定が未回答の人に知らせる。

測るのは、開催日の3日前の時点で埋まっていなかった当番の数と、代表が個別に声をかけた人数。

PROCESS

進め方

運営メンバーの多くが仕事や家庭の合間に関わるため、全部を一度に変えずに、申込と食数の2つから始める進め方を想定しています。今のLINEのグループは連絡や相談に残し、申込と在庫の記録だけをアプリに移します。札幌市内・近郊なら、開催日に会場へ伺い、代表と調理の担当の方に今の流れを聞かせてください。

1
STEP 01 / 申込と食数から始める

申込の画面と、食数・買い物リストの画面を作る

今の申込の受け方と、献立・買い出しの決め方を代表と調理の担当の方と確認し、申込の項目と締切を決めます。申込・食数・寄付食材の3画面を作り、2回の開催で今のやり方と並べて試します。保護者向けには、申込の手順とアレルギーの申告欄の使い方を1枚の案内にまとめます。

  • 今の申込と買い出しの流れの確認(開催日の訪問)
  • 申込の項目・締切・アレルギーの申告欄の決定
  • 3画面の開発と、開催2回での並行運用
2
STEP 02 / 当番と受付を足す

2回使ってから、当番と当日の受付を足す

申込と食数の画面に慣れてから、ボランティアの当番と当日の受付の画面を追加します。役割ごとの必要人数と衛生の決まりを登録し、受付の担当にタブレットでの操作を試してもらいます。当日参加の人数と残った食数の記録を、次の回の見込みに使う流れを運営メンバーで確かめます。

  • 当番の画面の開発と、役割・必要人数・決まりの登録
  • 受付の画面の開発と、開催日での試行
  • 残った食数の記録の確認への同席

FAQ

よくある質問

  • Q1 申込フォームの無料サービスでは足りませんか?
    申込を集めるだけなら、無料のフォームやLINEの機能で足りることが多いです。作ったほうがよくなるのは、申込の人数と寄付食材の在庫を同じ画面で見て買い物リストまで出したいときや、アレルギーの申告を受付と配膳の担当にも同じ形で見せたいときです。最初のヒアリングで、今お使いの道具で足りる部分を先に分けます。
  • Q2 スマホに慣れていない保護者やボランティアもいます
    ストアからのインストールは要らず、URLを開けば使えます。電話や口頭で受けた申込は、代表や受付の担当が代わりに入力できるようにします。紙の申込用紙を残したい場合も、入力の手間が少ない並びにそろえます。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    ヒアリングのあとに金額をお出しします。この開発プランで費用が動くのは、作る画面の数(申込と食数だけか、当番と受付まで入れるか)、開催する会場や食堂の数、紙やほかのサービスで管理している記録を移すかどうかです。ヒアリングからお見積りまで費用はかかりません。

今の申込の受け方と買い出しの決め方からご相談ください

申込の集め方、寄付食材の管理、当番の頼み方を確認し、アプリに移す範囲を整理します。
申込と食数だけで始めるか、当番や受付まで含めるかも一緒に検討できます。

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