EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / 出欠・配車管理 2026.09

SCENARIO ── YOUTH BASEBALL CARPOOL

試合の出欠と車の座席をそろえ、
配車係が配車表を確定する

少年野球チームの保護者が、試合の出欠と車を出せるかをスマホで答え、配車係が座席の数を見ながら配車表を確定する開発プランです。前日の欠席による組み直しや、当番の交代の連絡も同じアプリで扱います。団員24名のチームを想定しています。

想定領域
Webアプリ / 試合の出欠・配車・当番の管理
担当範囲
今の連絡方法の見直し・画面の開発・保護者向けの説明・定着支援
想定対象
小学生の少年野球チーム(団員24名、保護者の世帯約22、指導者4名)
想定期間
出欠と配車の画面を約2ヶ月で作り、当番は1シーズン使ってから追加する想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

少年野球やサッカーなど、保護者が運営を手伝う地域のチームでは、遠征の試合のたびに「誰が来るか」「誰の車に誰が乗るか」を決める係がいます。多くの場合、係の保護者がLINEのグループで出欠と車を出せるかを聞き、返信を数えて配車表を作り、画像にしてグループへ送り直しています。

このプランは、その集計と組み直しをアプリに移すものです。誰の車に誰を乗せるかは、配車係が決めます。アプリは回答を一覧にし、座席の数を超える割り当てや、乗る車の決まっていない子に印を付けます。チームの決まりや保護者同士の事情を知っているのは係の人なので、割り当ての案は係が直してから確定します。

CHALLENGE

課題

  • 01 返信を数える作業が係の保護者に集まる。グループの会話に出欠、車を出せるか、別の話題の返信が混ざり、締切の前夜に一つずつ数え直す。返信のない家には個別に連絡している。
  • 02 前日の欠席で配車表を作り直す。熱を出した子や、急に車を出せなくなった家が出ると、配車表を直して画像を送り直す。どれが最新の表か分からなくなる家もある。
  • 03 座席の数を、係が一台ずつ覚えている。車によって乗れる人数が違い、きょうだいが同乗する日は空きが減る。表を作るたびに、係が各家へ確かめ直している。
  • 04 当番の回数に偏りが出ても、誰も数えていない。お茶当番やグラウンドの準備を紙の順番表で回し、交代の連絡は係を通る。年度の終わりに「うちばかり」と言われても、回数を示せない。

APPROACH

課題への対応

保護者が答えるのは、試合ごとの出欠、行きと帰りに車を出せるか、その日に乗せられる子どもの人数の3つです。乗せられる人数は、車の座席ベルトの数から運転する人と同乗する家族を引いた数で、運転する保護者が登録します。道路交通法 第71条の3は、運転席以外の座席ベルトのある座席に乗せる人にも座席ベルトを着けさせるよう運転者に求めているため、アプリは座席ベルトの数を超えて割り当てを作りません。

6歳未満の子を乗せるときは、チャイルドシートなどの幼児用補助装置が必要です(道路交通法 第14条第3項、第71条の3第3項)。団員は小学生でも、未就学のきょうだいが同乗する日があるため、回答画面で「チャイルドシートを使う子が乗る」を選べるようにし、その座席を空き数から外します。送迎の決まりや保険の扱いはチームで決める事柄で、アプリは決まりを掲示するところまでにします。

回答の締切や確定の知らせは、ホーム画面に追加したWebアプリへの通知で送る想定です。Appleの開発者向け資料では、iPhoneはiOS 16.4以降、ホーム画面に追加したWebアプリで通知を受け取れます。通知を許可しない家もあるため、確定した配車表はアプリを開けばいつでも見られるようにし、未読の家は係が一覧で確かめます。

CONSULTATION

今の配車表とグループでの連絡の流れからご相談ください

今の出欠の集め方と配車表の作り方を確認し、アプリに移す範囲を整理します。
出欠と配車だけで始めるか、当番まで含めるかも一緒に検討できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。利用する担当者と、入力・確認する内容を紹介します。表示している名前、人数、台数、日付などは想定例です。

01. 試合の配車表

車ごとに、座席の数と乗る子どもを行き・帰りに分けて並べる画面です。アプリが作った割り当ての案を配車係が入れ替え、乗る車の決まっていない子がいないことを確かめてから確定します。利用場面の中心になる画面です。

締切のあとに配車係が開く画面
座席ベルトの数が上限
運転する保護者が登録した乗せられる人数を超えると、その車の枠が赤くなり確定ボタンが押せません。
同じ家の子は同じ車
きょうだいは同じ車に入れる案を最初に作ります。帰りだけ別の車に乗る場合は、係が手で移します。
確定は配車係
確定すると保護者へ通知が届きます。確定したあとの変更は、変更の画面から行い、履歴が残ります。

02. 試合ごとの出欠と車の回答

保護者がスマホで開く回答画面です。出欠、行きと帰りに車を出せるか、乗せられる子どもの人数を選びます。前回の回答が最初から入った状態で開き、変わるところだけ押し直します。

保護者のスマホ
乗せられる人数
座席ベルトの数から、運転する人と同乗する家族を引いた人数です。車を登録するときに一度入れ、試合ごとに増減だけ直します。
チャイルドシートの座席
未就学のきょうだいが同乗する日は印を付けます。その座席は子どもの空き数から外れます。
締切を過ぎたら
締切のあとは回答の変更ボタンが「係に連絡」に変わり、変更の画面へ届きます。

03. 回答の集まり具合

家庭ごとの回答と、未回答の家が並ぶ画面です。締切の前日に、まだ答えていない家だけへ知らせを送れます。出席の人数、出せる車の台数、乗せられる人数の合計が上に出ます。

締切までの確認
知らせは未回答の家だけ
答えた家には送りません。送った回数と時刻が残るため、係が同じ家へ何度も連絡しなくて済みます。
座席が足りない日
出席する子の数が、乗せられる人数の合計を上回ると警告が出ます。車を出せる家を探すか、集合場所を変えるかは係と監督が決めます。

04. 確定後の変更と通知

確定したあとに届いた欠席や、車を出せなくなった連絡が並ぶ画面です。影響する車と子どもが表示され、係が乗る車を移してから、関係する家にだけ知らせます。

前日・当日の変更
知らせる相手を絞る
変更のあった車の運転者と、その車に乗る子の家だけへ送ります。グループ全体へ配車表を送り直すことはしません。
最新の表は一つ
保護者の画面には常に最新の配車表だけが出ます。古い表の画像が出回る心配をなくします。

05. 当番表と交代の申し出

お茶当番とグラウンドの準備を、家庭ごとの回数と一緒に並べる画面です。交代したい家が申し出て、受けた家が承認すると表が書き換わります。回数の偏りは年度の途中で確かめられます。

シーズンを通した当番
交代は家どうしで
申し出と承認を家どうしで行い、係には結果だけが届きます。係が間に入る連絡を減らします。
回数を数える
家庭ごとの当番の回数と、交代で引き受けた回数を分けて数えます。次の年度の順番を決めるときの材料にします。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。実際にシーズンの中で試し、係の作業時間や連絡の回数の変化を確かめます。

01

締切の前夜に返信を数え直さない

今の作業グループの会話から出欠と車の返信を拾い、係が数え直す。
導入後の使い方回答は家庭ごとの一覧に集まり、未回答の家だけに知らせを送る。

測るのは、係が配車表を作り終えるまでにかかった時間と、個別に連絡した家の数。使い始める前の試合2回ぶんを係に記録してもらい、同じ数え方で比べる。

02

前日の変更を関係する家にだけ伝える

今の作業配車表を作り直し、画像をグループ全体へ送り直す。
導入後の使い方係が乗る車を移すと、変更のあった車の運転者と乗る子の家にだけ知らせが届く。

測るのは、確定のあとに配車表を直した回数と、当日の集合で乗る車が分からなかった子の数。

03

当番の回数を家庭ごとに示す

今の作業紙の順番表で回し、交代の記録は残らない。
導入後の使い方家庭ごとの回数と交代で引き受けた回数が、年度の途中でも見られる。

測るのは、年度の終わりの家庭ごとの回数の差。回数をそろえるかどうかは、家の事情も含めて保護者会で決める。

PROCESS

進め方

シーズンの途中で連絡方法を変えると混乱するため、シーズンの前に出欠と配車だけで始める進め方を想定しています。今のLINEのグループはお知らせや雑談に残し、回答だけをアプリに移します。札幌市内・近郊なら、練習の日にグラウンドへ伺い、係の方と監督に今の流れを聞かせてください。

1
STEP 01 / 出欠と配車から始める

シーズン前に、回答と配車表の2つを作る

今の配車表と、グループでのやり取りの流れを係の方と確認し、回答の項目と締切の時刻を決めます。回答・集まり具合・配車表・変更の4画面を作り、練習試合で1回、今のやり方と並べて試します。保護者向けには、ホーム画面への追加と通知の許可の手順を1枚にまとめます。

  • 今の配車表とやり取りの確認(練習の日の訪問)
  • 回答の項目・締切・確定の手順の決定
  • 4画面の開発と、練習試合1回での並行運用
2
STEP 02 / 当番を追加する

1シーズン使ってから、当番表を足す

出欠と配車を1シーズン使い、保護者が回答に慣れてから当番表を追加します。紙の順番表を登録し、交代の申し出と承認の流れを試します。年度の終わりに、家庭ごとの回数を保護者会で確かめる場に同席します。

  • 当番表の画面の開発と、紙の順番表の登録
  • 交代の申し出・承認の試行
  • 年度末の回数の確認への同席

FAQ

よくある質問

  • Q1 LINEのグループや出欠の無料アプリでは足りませんか?
    出欠を集めるだけなら、既存の出欠アプリやLINEの投票機能で足りることが多いです。作ったほうがよくなるのは、出欠と車の座席を同じ一覧で見て配車表まで作りたいときや、前日の変更を関係する家にだけ伝えたいときです。最初のヒアリングで、今お使いの道具で足りる部分を先に分けます。
  • Q2 保護者全員にアプリを入れてもらう必要がありますか?
    ストアからのインストールは要りません。URLを開いてホーム画面に追加すれば使えます。通知を許可しない家も、アプリを開けば最新の配車表を確認できます。スマホの操作に慣れない家には、係が代わりに回答を入れられるようにします。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    ヒアリングのあとに金額をお出しします。この開発プランで費用が動くのは、作る画面の数(出欠と配車だけか、当番まで入れるか)、チームの数(学年別に複数のチームがあるか)、ストアに出すアプリにするかです。ヒアリングからお見積りまで費用はかかりません。

今の配車表とグループでの連絡の流れからご相談ください

今の出欠の集め方と配車表の作り方を確認し、アプリに移す範囲を整理します。
出欠と配車だけで始めるか、当番まで含めるかも一緒に検討できます。

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