EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / イベント運営 2026.09

SCENARIO ── EVENT DAY WEB APP

年に2回の開催日のために、
ストアに出さないアプリを作る。

出店42組の手作りマルシェを、ボランティアの実行委員会で開く場面を想定します。申込の受付から当日の到着確認、来場者への売り切れ表示までを、QRコードから開くWebアプリ1つにまとめる開発プランです。使うのは年2回の開催前後だけで、インストールは求めません。

想定領域
Webアプリ / 催しの運営
担当範囲
要件整理・画面設計・開発・当日の立ち会い
想定対象
出店42組・実行委員8名の手作りマルシェ(年2回)
想定期間
次の開催の2ヶ月前に相談を始める進め方(下の2段階)

OVERVIEW

プロジェクト概要

地域の手作りマルシェは、ふだん別の仕事を持つ人が実行委員として回していることが多い催しです。申込はフォーム、入金は通帳、区画は紙の図面、当日の到着確認は名簿にペンで印、と道具が分かれていて、開催の前の週は委員長の携帯に確認の電話が集まります。

この開発プランは、その道具を1つに寄せるだけのものです。アプリストアには出しません。使うのは開催前の2ヶ月と当日だけなので、出店者や来場者に何かをインストールしてもらう前提は置かず、チラシや看板のQRコードからブラウザで開く形にします。区画をどこにするか、来ない出店者をどう扱うかは、これまでどおり委員が決めます。

CHALLENGE

課題

  • 01 食品の出店者の手続きを、誰がどこまで確認したかが残らない。仮設のテントで食品を出す場合は、会場を管轄する保健所の許可や届出が要ることがあり、道の保健所は短期の場合、営業開始の2〜3週間前までの申請を求めている。控えを受け取ったかどうかがメールと電話に散らばる。
  • 02 区画割りが紙の図面と表計算の往復になる。電源の届く区画、同じ品目が隣り合わない並び、車で搬入する出店者の位置を、1人の委員が頭の中で合わせている。
  • 03 当日の朝、誰が来ていないかを受付の3人が別々に把握している。紙の名簿は1枚しかなく、電話をかけた人と到着を見た人が違うと、同じ出店者に2回電話がかかる。
  • 04 来場者は、目当ての店が売り切れたことを行ってから知る。昼を過ぎると食品の区画から終わっていくが、それを伝える手段が会場内の口頭しかない。

APPROACH

課題への対応

最初に決めるのは、何を作らないかです。決済はこのアプリに入れず、出店料は今までどおり振込と当日の現金で受け取り、入金の記録だけを残します。保健所の手続きも代わりに行いません。画面が持つのは「控えを受け取ったか」という事務局側の確認だけで、許可が要るかどうかの判定は保健所と出店者に任せます。

来場者向けのページと出店者向けの売り切れボタンは、同じ記録から出します。出店者が押すのは販売中・残りわずか・売り切れの3つで、数量は入れません。押し忘れは起きる前提で、最後に押した時刻を添えるだけにしています。連絡先を扱うので、個人情報保護委員会が自治会や同窓会、サークルのような非営利の団体も個人情報取扱事業者に該当し得ると説明していることを踏まえ、申込フォームで使い道を示し、閲覧できる委員を絞ります。

CONSULTATION

次の開催で、受付の朝を少し楽にしたいなら。

「確認の電話が委員長の携帯に集まる」「当日の朝、誰が来ていないかを3人で別々に数えている」「来場者に売り切れを知らせたい」。
今の申込フォームと区画の図面、前回の開催で困った場面を聞かせてもらえれば、作る範囲と今の道具のままでよい範囲を一緒に分けられます。
仕様書は要りません。催しの名前と開催日だけで相談を始められます。

SCREENS

主要画面

想定する主要画面と、設計で大事にしている考え方です。事務局はPC、当日の受付と出店者はスマホで同じ記録を開く構成。屋号・区画・金額・入場の数はすべて想定例です。

01. 出店者一覧(事務局のPC)

申込フォームから入った出店者が区分ごとに並ぶ画面。確認が要る出店者が上に来て、食品の保健所の手続きの控え、出店料の入金、電源の希望を1行で見られる構成。事務局側の確認締切を開催の3週間前に置いた想定例です。

出店者一覧
確認が要る順
控えが届いていない食品の出店者と、出店料が未入金の出店者を上に出す。次にやること(電話・再送)も行の右端に出す。
手続きは判定しない
許可や届出が要るかは会場を管轄する保健所が決める。画面は控えを受け取ったかを記録するだけにする。
連絡先の扱い
使い道を申込フォームに書き、閲覧できる委員を絞る。キャンセル待ちの方の情報は開催後に消す運用を想定。

02. 区画割り(事務局のPC)

会場の配置図に出店者を置いていく画面。電源の届く区画と、同じ品目が隣り合う区画に印が出る。入れ替えは画面が自動で行わず、委員会で決めたあとに出店者へ区画を知らせる構成。

区画割り
配置図は登録するだけ
どこにテントを置けるかは会場の管理者と委員会が決めたもの。その配置を登録し、画面は照合に使う。
印を出す条件
電源の希望と届く区画のずれ、同じ品目が隣り合う並びの2つ。どちらも警告にとどめる。

03. 当日の受付(スタッフのスマホ)

開催日の朝、受付の3人が同じ一覧をそれぞれのスマホで開く画面。まだ来ていない出店者と連絡の状況が並び、電話をかけた人がその場で記録するので、同じ相手に2回かけずに済む。利用場面の中心になる画面です。

当日の受付
残すもの
到着の時刻と、誰がいつ連絡を取ったか。到着にすると、来場者向けページのその区画が出店中になる。
搬入の締切
締切までの残り時間を上に出す。締切を過ぎた空き区画をどうするかは委員長が決める。
食品の確認
控えが届いていない食品の出店者には印を付け、販売を始めてよいかを委員長が判断する。

04. 来場者向けページと出店者用の画面(スマホ)

来場者は看板のQRコードから出店者一覧と会場の地図を開く。出店者は受付で渡されたカードのQRコードから自分の区画の画面を開き、販売中・残りわずか・売り切れを押す。押した内容はすぐ一覧に出る構成。

来場者向けページ
インストール不要
どちらもブラウザで開くWebページ。年に2回しか使わないものを、来場者の端末に入れてもらう前提を置かない。
出さないもの
出店者の連絡先・代表者名・入金状況・受付のメモは来場者向けページに出さない。
在庫は数えない
数量を入れる欄は作らない。押し忘れは起きる前提で、最後に押した時刻を添えるだけにする。

05. 終了後の振り返り(事務局のPC)

開催の翌日に開く画面。入口のスタッフが1時間ごとに入れた入場の数、売り切れを押した時刻、欠席、出店料の集計、出店者アンケートの回答数が並ぶ。次回に直すことを委員会で決めて残す構成。

振り返り
数え方をそろえる
入口で数えた数は再入場も含むので、来場者の人数とは呼ばない。次回も同じ数え方にして、同じ時間帯で並べる。
理由は決めつけない
売り切れが早かった理由は、この記録だけでは分からない。アンケートと合わせて委員会で話す材料にする。

OUTCOME

導入による変化

当社はまだこのプランを納品していないので、導入後の効果をお見せできません。代わりに、開催が1回終わった時点で確かめる項目を先に決めておきます。

01

開催前の確認が、委員長の携帯に集まらなくなる。

Before控えの受け取りや入金の確認が、メールと電話と通帳に分かれている。
After確認が要る出店者だけが一覧の上に並び、どの委員が見ても同じ状態が分かる。

測るのは、事務局の確認締切の時点で控えや入金の確認が済んでいなかった出店者の数。次の開催と比べる。

02

当日の朝、同じ出店者に2回電話しない。

Before紙の名簿が1枚で、到着を見た人と電話をかけた人が別々に覚えている。
After受付の3人が同じ一覧を見て、連絡した記録がその場で共有される。

測るのは、搬入締切の時点で連絡が取れていなかった出店者の数。受付のスタッフに、使いにくかった場面も聞く。

03

来場者が、行く前に売り切れを知れる。

Before目当ての店が終わったことを、区画まで歩いてから知る。
After出店者が押した状態が、来場者向けページにすぐ出る。

測るのは、売り切れのボタンを使った出店者の数と、来場者向けページが開かれた回数。押されなかった理由は出店者アンケートで聞く。

PROCESS

進め方

次の開催日から逆算して、2ヶ月前に相談を始める進め方を想定しています。オンラインでも進められますが、札幌市内・近郊なら委員会の打ち合わせに一度同席させてください。今の申込フォームと区画の図面を見れば、どこまで作るかがその場で絞れます。

1
STEP 01 / 作る範囲を決める

今の道具で足りる部分を先に分ける。

申込フォームと表計算で回っている部分はそのまま使えるかを確かめ、作るのは当日の受付と来場者向けページだけ、という絞り方も検討します。保健所の手続きの控えをいつまでに受け取るか、連絡先を誰が見られるかも、この段階で委員会に決めてもらいます。

  • 実行委員会へのヒアリング(前回の開催で困った場面)
  • 作る画面と、今の道具のまま残す作業の切り分け
  • 事務局の確認締切と、連絡先を見られる委員の範囲の確定
2
STEP 02 / 開発 + 当日の立ち会い

開催の前に一度通しで試し、当日は受付の横にいる。

画面を作ったら、委員に出店者役と受付役をしてもらい、申込から当日の到着までを一度通しで試します。当日は受付の横で、つまずいた操作をその場で記録します。開催の翌週に振り返りの画面を一緒に見て、次回までに直す点を決めます。

  • 5画面の開発と、区画の配置図の登録
  • 委員による通しの試し(申込から当日の到着まで)
  • 開催当日の立ち会いと、翌週の振り返り

FAQ

よくある質問

  • Q1 App StoreやGoogle Playに出さないと、アプリとは呼べませんか?
    呼び方の問題で、どちらでも作れます。ストアに出すアプリは、端末に入れてもらう手間と、ストアの審査や公開の作業が加わります。そのかわり通知を送りやすく、会員のように長く使ってもらう相手に向きます。年に2回の催しの当日だけ使うなら、QRコードからブラウザで開くWebアプリのほうが来場者の手間が少なく済みます。どちらが合うかは、誰がどのくらいの頻度で開くかで決めます。
  • Q2 申込はGoogleフォームと表計算で回っています。作る必要はありますか?
    出店が20組ほどで、当日の受付を1人で見られるなら、今の道具で足ります。作ったほうがよくなるのは、受付に立つ人が複数になり、同じ名簿を同時に見る必要が出たときと、来場者に売り切れを知らせたいときです。申込だけは今のフォームを使い続け、当日の受付と来場者向けページだけを作る進め方もできます。最初のヒアリングでその切り分けから始めます。
  • Q3 食品を出す出店者の許可も、このアプリで確認できますか?
    できるのは、事務局が控えを受け取ったかどうかの記録までです。仮設のテントで食品を出す場合に許可や届出が要るか、いつまでに申請するかは、会場を管轄する保健所が決めます。北海道の保健所の案内では、短期の臨時営業は営業開始の2〜3週間前までに申請するよう求めていますが、札幌市内のように市が保健所を持つ地域は窓口が違います。要否の判断を画面に持たせることはしません。
  • Q4 費用はどのくらいかかりますか?
    最初のヒアリングのあとに金額をお出しします。この開発プランで費用が動くのは、作る画面の数(当日の受付だけか、申込から振り返りまでか)、申込を今のフォームから取り込むか新しく作るか、出店者ごとのリンクを発行する仕組みの有無、開催当日の立ち会いの有無です。次の開催でも同じ画面を使えるように作るので、2回目からは区画の配置図と出店者の入れ替えだけで済む形を想定しています。初回の相談と概算の見積もりは無料です。

次の開催で、受付の朝を少し楽にしたいなら。

「確認の電話が委員長の携帯に集まる」「当日の朝、誰が来ていないかを3人で別々に数えている」「来場者に売り切れを知らせたい」。
今の申込フォームと区画の図面、前回の開催で困った場面を聞かせてもらえれば、作る範囲と今の道具のままでよい範囲を一緒に分けられます。
仕様書は要りません。催しの名前と開催日だけで相談を始められます。

EvoQuest

AI相談窓口

EvoQuestについて、
気になることを聞いてください。

サービスの内容や制作実績、
費用の目安などをご案内します。

AIが回答します。個人情報・機密情報は入力しないでください。入力内容は回答のためにAI提供元へ送信されます。利用について(新しいタブ)

直接お問い合わせ

会話はこのタブに一時保存されます。