EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / スタンプラリー・抽選応募 2026.10

SCENARIO ── SHOTENGAI STAMP RALLY

商店街のスタンプラリーを、
スマホの台紙で回してみる

歳末セールのスタンプラリーを、QRコードから開くWebアプリで行う開発プランです。加盟店がお客さんの台紙を読み取ってスタンプを付け、事務局は景品の上限・抽選・個人情報を消す日を画面で確かめます。

想定領域
Webアプリ / スタンプの付与・来街者の台紙と抽選応募・事務局の集計・景品の上限確認・抽選
担当範囲
今の紙の台紙と景品の決め方の確認・画面の開発・加盟店の方への説明・セール期間中の問い合わせ対応
想定対象
加盟店32店の商店街振興組合。事務局は職員1人と担当の理事2人で、年2回のセールでスタンプラリーと抽選会を行っている
想定期間
初回のセールの約3か月前から作り始め、1回目は紙の台紙と並べて使う想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

商店街のスタンプラリーは、紙の台紙を配り、加盟店がゴム印を押し、集まった台紙を事務局が回収して抽選する形がよくあります。何人が何店を回ったかは回収した台紙を数えるまで分からず、応募はがきの名前と電話番号の保管も事務局の手作業です。

このプランは、台紙をお客さんのスマホに置き、加盟店が自分のスマホでその台紙のQRコードを読んでスタンプを付ける形にします。景品の内容と金額、抽選のやり方を決めるのは組合の理事会です。アプリは、決めるときに要る上限の計算と、期間中の集計を出します。

CHALLENGE

課題

  • 01 どの店に人が回ったかが、終わるまで分からない。回収した台紙を数えて初めて分かるため、期間中に案内を変えられない。
  • 02 景品の上限を毎回調べ直している。担当の理事が替わるたびに、商店街のセールで出せる景品の総額と最高額を確かめ直している。
  • 03 応募はがきの保管と処分があいまい。名前と電話番号の書かれた台紙を、抽選のあといつまで持つかが決まっていない。

APPROACH

課題への対応

買い物したお客さんに抽選で景品を出す企画は、景品表示法の「懸賞」に当たります。商店街に属する小売業者・サービス業者の相当多数が共同して行う場合は「共同懸賞」として、景品1つの最高額は30万円、総額は懸賞に係る売上予定総額の3%までとなります。ただし中元・年末などの時期に、年3回まで、年間で通算70日の期間内に限ります(告示第4項第2号)。商店街振興組合が主催する懸賞はこれに当たるものとして扱うと、運用基準に書かれています。

このプランでは、加盟店から集めた期間中の売上予定を事務局が入力すると、景品の総額の上限と、今年の実施回数・日数をアプリが示します。売上予定は組合が見積もる数字で、アプリが予測するものではありません。上限に収まるかの判断は理事会が行い、迷うときは消費者庁の景品表示法の相談窓口に確かめます。

スタンプは買い物した店のものが付き、どのスタンプが出るか分からない仕掛けは入れません。異なる種類の札の特定の組合せをそろえさせる「カード合わせ」は告示で禁じられていますが、買う人が自分の選択で組合せを完成できる場合は当たらないと運用基準にあるためです。応募のときは名前と電話番号だけを入力してもらい、入力の前に使い道を示します(個人情報保護法第21条第2項)。景品を渡し終えたら消す日を、セールの前に理事会で決めておきます。

CONSULTATION

前回の台紙と景品の資料から、ご相談ください

スタンプの付け方・応募の条件・景品の決め方を伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
スタンプと台紙だけで始めるか、抽選まで入れるかも、その場で相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。誰がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している店名・件数・金額・日付などは想定例です。

01. 加盟店のスタンプ付与

加盟店が自分のスマホでお客さんの台紙のQRコードを読み、スタンプを1つ付ける画面です。同じ日の同じ店で2つ目を付けようとすると止まります。右側に、その店の今日の記録が並びます。利用場面の中心になる画面です。

お客さんが会計を済ませたとき、加盟店が開く画面
付けるのは店の人
店の入口にQRコードを貼る形にしないので、写真を撮って回すだけでスタンプがたまることはありません。
付け間違いはその場で取り消す
付けたスタンプは10分以内ならこの画面から取り消せます。取り消した店と時刻も残ります。

02. スタンプ台紙と抽選応募

たまったスタンプと参加店の一覧、5店そろったときの応募の画面です。応募では名前と電話番号を入力し、その前に使い道と消す日を表示します。アプリのインストールやログインは要りません。

お客さんが自分のスマホで開く画面
紙の台紙も残す
スマホを使わない方のために、紙の台紙と応募箱も同じ期間に置きます。紙の応募は事務局が数だけ入力します。
台紙は端末に残る
台紙はスマホのブラウザに残る想定です。台紙番号を控えてもらえば、機種変更などで消えても事務局で戻せます。

03. 期間中の集計

日ごとのスタンプ数と応募数、店ごとのスタンプ数を並べる画面です。同じ台紙に短い間にスタンプが続いた記録など、確かめたほうがよいものも出します。

セール期間中、事務局が毎朝開く画面
確かめるのは事務局
印が付いた記録が不正かどうかをアプリは決めません。店に確かめて、取り消すかどうかを事務局が決めます。
期間中に案内を変えられる
スタンプの少ない通りの店をチラシや掲示で紹介するといった手を、セールの途中で打てます。

04. 景品と上限の確認

景品の等級・本数・1つあたりの金額を入れると、最高額と総額を上限と並べる画面です。今年の共同懸賞の回数と日数も数えます。

セールの前、理事会の準備で事務局が開く画面
売上予定は組合が入れる
総額の上限は、加盟店から集めた期間中の売上予定の3%で出します。売上予定を変えると上限も変わります。
参加賞は別の上限
応募者全員に渡す参加賞は懸賞ではなく総付景品の扱いになり、上限の決め方が違います。この画面では計算しません。

05. 抽選と当選連絡

期間内の応募から抽選し、当選した方への連絡と景品の受け渡しを記録する画面です。応募者の名前と電話番号を消す予定日と、消した日も残します。

抽選会の日に事務局と理事が開く画面
抽選は理事が立ち会う
抽選のボタンは理事の立ち会いで押し、押した日時と立ち会った人を残します。紙の応募は同じ抽選に口数として入ります。
消す日を先に決める
景品を渡し終えたら、決めておいた日に名前と電話番号を消します。集計の数だけは次回の参考に残します。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。1回目のセールは紙の台紙と並べて行い、回った店の数と事務局の作業がどう変わるかをみます。

01

期間中に、人が回っている店と回っていない店が分かる

今の作業回収した台紙を数えるまで、どの店にスタンプが集まったか分からない。
導入後の使い方毎朝、店ごとのスタンプ数を見て、期間の途中で案内や掲示を変えられる。

測るのは、1枚の台紙あたりの回った店の数と、スタンプが10個未満だった店の数。前回の紙の台紙を数えた結果と比べる。

02

応募の集計と抽選の準備にかかる時間を減らす

今の作業応募箱の台紙を数え、名前と電話番号を手で一覧にしてから抽選する。
導入後の使い方スマホの応募は自動で一覧になり、紙の応募の数だけを入力して抽選する。

測るのは、セールの最終日から抽選会までに事務局が集計に使った時間。前回のセールで同じ作業にかかった時間を聞き取って比べる。

03

景品の上限と個人情報を消す日を、毎回同じ手順で決める

今の作業担当が替わるたびに上限を調べ直し、応募の台紙は事務所の棚に残る。
導入後の使い方売上予定と景品を入れると上限と並び、消す予定日まで1つの画面で決められる。

測るのは、景品を決めるまでに理事会で調べ直した回数と、消す予定日を過ぎて残っている応募の件数。

PROCESS

進め方

セールの時期は動かせないため、開始日から逆算して加盟店への説明と試しの期間をとる進め方を想定しています。札幌市内・近郊はもちろん、北海道内なら事務局に伺い、前回の台紙と景品の資料を見せていただきながらお話を聞きます。

1
STEP 01 / 台紙とスタンプを作る

前回の台紙とルールを確かめ、スタンプの画面を作る

前回の台紙・応募の条件・1日に付けられるスタンプの数・参加店の一覧を確かめます。加盟店のスタンプ付与と、お客さんの台紙の2画面を先に作り、何店かの加盟店に試してもらいます。

  • 前回の台紙・応募条件・参加店の確認(訪問)
  • スタンプ付与と台紙・応募の画面の開発
  • 一部の加盟店での試し打ち
2
STEP 02 / 事務局の画面と説明

景品と集計の画面を足し、加盟店に使い方を伝える

景品と上限の確認、期間中の集計、抽選の画面を足します。セールの前に加盟店向けの説明会を開き、スマホを使わない店では紙の台紙だけで参加できるようにします。

  • 景品と上限・集計・抽選の画面の開発
  • 加盟店向けの説明会と、店に置く手順のメモ
  • セール期間中の問い合わせ対応

FAQ

よくある質問

  • Q1 スタンプラリーのサービスは既にあるのでは?
    あります。まずは既にある製品で足りるかを確かめるのがおすすめです。作ったほうがよくなるのは、紙の台紙と同じ抽選に入れたい、1日に付けられる数など組合独自のルールがある、応募者の情報を消す日まで事務局で管理したい、といったときです。最初の打ち合わせで、既にある製品で済む部分を先に分けます。
  • Q2 お客さんがスマホを持っていない場合はどうしますか?
    紙の台紙と応募箱を同じ期間に置きます。紙で応募された分は事務局が数だけ入力し、スマホの応募と同じ抽選に口数として入れます。どちらで参加しても当たる見込みが変わらないようにします。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数(スタンプと台紙だけか、集計・景品・抽選まで入れるか)、参加店の数、紙の台紙との併用の仕方、セールのたびに使い回すかどうかです。お見積りまでは費用はかかりません。

前回の台紙と景品の資料から、ご相談ください

スタンプの付け方・応募の条件・景品の決め方を伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
スタンプと台紙だけで始めるか、抽選まで入れるかも、その場で相談できます。

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