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EvoQuest AppsWebアプリ / 町内会の回覧・行事の出欠・会員名簿・役員の引き継ぎ 2026.10

SCENARIO ── NEIGHBORHOOD ASSOCIATION

紙の回覧板を残したまま、
届いたかどうかを確かめる

町内会の回覧を、スマホで読む世帯にはアプリで、それ以外の世帯には今までどおり紙で届け、班ごとに回り終わったかを会長が確かめられるアプリの開発プランです。行事の出欠と会員名簿、4月の役員の引き継ぎも同じアプリで扱います。

想定領域
Webアプリ / 回覧の配信状況・行事の出欠・会員名簿・役員の引き継ぎ
担当範囲
今の回覧の回し方と名簿の確認・画面の開発・役員の試用・入会届と同意の文面の整理の手伝い
想定対象
北海道内の住宅地にある約140世帯・7班の町内会。会長・副会長・会計と、毎年4月に交代する班長が運営している
想定期間
回覧と名簿の画面から作り、次の行事で出欠を試してから、年度替わりの前に役員の引き継ぎを足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

このプランでは、班ごとに紙の回覧板を回している町内会を想定しています。役員は会長・副会長・会計と、各班の班長です。班長は輪番で、毎年4月に入れ替わります。

回覧をスマホで読みたい世帯が出てきても、紙の回覧板をやめることはできません。スマホを使わない世帯があるからです。そこで世帯ごとに「アプリ」か「紙」かを選べるようにし、両方の届き方を1つの画面で見るのがこのプランの考え方です。名簿をアプリに入れる以上、だれがどの世帯の連絡先を見られるかも、役員の交代に合わせて切り替えます。

CHALLENGE

課題

  • 01 回覧板が今どの家にあるか、会長には分からない。止まっている班があっても、締切の近い行事の案内なら班長に電話して確かめるしかない。
  • 02 行事の出欠は、班長が紙で集めて会長に伝えている。班によって数え方や伝える日がばらばらで、準備する物の数を決めるのが締切より後になる。
  • 03 会員名簿のExcelファイルが、役員の手元に何部もある。どれが最新か分からず、前の年度の班長が古い名簿を持ったままになっている。
  • 04 4月の役員交代で、引き継ぐことが口頭とメモになる。紙で回す世帯や回す順番のような班ごとの事情が、新しい班長に伝わりきらない。

APPROACH

課題への対応

個人情報保護委員会のFAQ(Q1-54)では、営利・非営利を問わず、名簿を検索できる形にして会の運営に使っていれば、町内会も個人情報取扱事業者に当たり得るとしています(個人情報保護法第16条)。紙の入会届から名簿を作るときは、使い道を本人に示してから書いてもらい(同法第21条第2項)、名簿を会員に配るなら、原則として本人の同意が要ります(同法第27条、FAQ Q4-18)。アプリでは入会届ごとに、使い道を示した日と、配る名簿に載せてよいかの回答を残し、同意がない世帯は配る名簿に出しません。

同じFAQ(Q5-6)では、町内会の運営を担う理事などは、法律でいう「従業者」に当たると考えられるとしています。会は従業者に名簿を扱わせるとき、必要な監督をしなければなりません(同法第24条)。アプリでは、会長は全部の班、班長は自分の班の世帯だけを開けるようにし、4月に班長が替わったら前の班長の権限を止めます。だれにどこまで見せるかは役員会が決めて、アプリはその範囲を画面に出して守ります。どんな措置がどこまで必要かは会の規模や名簿の扱い方で変わるため、アプリを入れれば法律の義務がすべて満たされるわけではありません。

紙の回覧板はこのプランでも残します。紙で受け取る世帯の分は、回覧板が戻ってきたときに班長が「回り終わり」を押します。アプリで読む世帯の分は、開いたかどうかを世帯ごとに出します。

CONSULTATION

今の回覧板と名簿の作り方から、ご相談ください

班ごとの回し方と入会届、名簿のファイルの扱いを伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
回覧の画面だけで始めるかも、その場で相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は4画面のサンプルです。会長と班長がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している班・世帯・人数・日付などは想定例です。

01. 回覧の配信状況

出した回覧ごとに、班ごとの届き方を並べる画面です。アプリで読む世帯は開いた数、紙で受け取る世帯は班長が押した「回り終わり」を出します。止まっている班は上に寄せます。利用場面の中心になる画面です。

回覧を出した翌日から、会長が開く
アプリと紙を同じ行に
1つの班の中にアプリの世帯と紙の世帯が混ざっていても、同じ行で両方の進み具合が分かるようにします。
止まっている班だけ連絡する
紙の回覧板を出してから決めた日数が過ぎても「回り終わり」が無い班は、黄色で出します。連絡するのはその班長だけで済みます。

02. 行事の出欠

一斉清掃などの行事について、世帯ごとの参加と人数を集める画面です。アプリで答えた世帯の分はそのまま入り、紙で答えた世帯の分は班長が入れます。締切の日に、会長が準備する物の数を決めます。

行事の案内を出したとき、締切の日に
まだ答えていない世帯を班長に
班長の画面には自分の班のまだ答えていない世帯だけが出ます。声をかけるか、紙の返事を待つかは班長が決めます。
準備の数は会長が決める
集まった人数をもとに、ごみ袋や軍手などの数は会長が入れて確定します。アプリが数を決めることはしません。

03. 会員名簿

世帯ごとに、班、回覧の受け取り方、入会届で使い道を示した日、配る名簿に載せてよいかの回答を残す画面です。班長が開けるのは自分の班の世帯だけです。

入会と転居のとき、役員が開く
同意がない世帯は配る名簿に出さない
配る名簿をつくるとき、載せてよいと答えた世帯だけを並べます。答えていない世帯は「未回答」として残し、役員会で扱いを決めます。
転居した世帯の記録を消す日
転居や退会の日を入れると、名簿から外れます。外した世帯の記録をいつ消すかは、会で決めた日数を入れておきます。

04. 役員の引き継ぎ

新しい年度の役員と、それぞれが開ける範囲を決める画面です。前の班長の権限を止める日と、班ごとの引き継ぎメモ(紙で回す世帯、回す順番、ごみステーションの当番など)を残します。

3月の役員会のあと、会長が開く
前の役員の権限を止めた日を残す
新しい班長に切り替えた日と、前の班長が開けなくなった日を並べます。古い名簿を手元に持っていないかの確認も、引き継ぎの項目に入れます。
班ごとの事情はメモで渡す
回す順番や紙で受け取る世帯の事情は、前の班長が書き、新しい班長が読んだ日を残します。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。最初は紙の回覧板とアプリを並べて使い、回覧と出欠にかかる日数がどう変わるかを、始める前に紙で記録した日付と比べます。

01

回覧が止まっている班を、電話せずに見つけられる

今の作業回覧板がどこにあるか分からず、締切が近いと全部の班長に電話して確かめる。
導入後の使い方配信状況の画面で止まっている班だけが分かり、その班長にだけ連絡する。

測るのは、回覧を出してから全部の班が回り終わるまでの日数。始める前の2回分は、班長に回り終わった日を紙に書いてもらって数えておく。

02

行事の準備の数を、締切の日に決められる

今の作業班長が紙の返事を数えて会長に伝えるのを待ち、準備の数が決まるのが締切より後になる。
導入後の使い方アプリの回答と班長が入れた紙の回答が同じ画面で合計され、締切の日に会長が数を決める。

測るのは、締切の日から会長が準備の数を決めるまでの日数。次の一斉清掃で、前回の行事のときと比べる。

03

名簿をだれが見られるかが、年度ごとにはっきりする

今の作業名簿のファイルが役員の手元に何部もあり、前の班長の分がどうなったか分からない。
導入後の使い方名簿はアプリの中に1つだけあり、4月に前の班長の権限を止めた日が残る。

測るのは、引き継ぎの項目がすべて済むまでの日数と、手元に名簿のファイルを持っている役員の人数。初めての年度替わりで確かめる。

PROCESS

進め方

回覧の回し方や名簿の作り方は、町内会ごとに違います。今の回覧板と入会届、名簿のファイルを見せていただき、回覧と名簿の画面から作る進め方を想定しています。北海道内なら役員会や会館に伺ってお話を聞き、道外の方とはオンラインで進めます。

1
STEP 01 / はじめの数週

回覧の回し方と名簿の項目を確かめ、回覧と名簿の画面を作る

班ごとの回す順番、紙で受け取る世帯、今の入会届の文面を役員と確かめます。入会届に書く使い道と、配る名簿に載せてよいかを聞く欄の文面は、役員会で決めていただきます。そのうえで回覧の配信状況と会員名簿の画面を作ります。

  • 回覧板と入会届・名簿のファイルの確認(訪問またはオンライン)
  • 回覧の配信状況と会員名簿の画面の開発
2
STEP 02 / 次の行事まで

紙の回覧板と並べて使い、行事の出欠を試す

アプリで読みたい世帯から使い始め、紙の回覧板は今までどおり回します。次の行事の案内で出欠の画面を使い、班長が紙の返事を入れるときに迷う場面があれば直します。

  • 行事の出欠の画面の開発
  • 班長の試用と、入れ方の手順の見直し
3
STEP 03 / 年度替わりの前に

役員の引き継ぎの画面を足し、4月の交代で使ってみる

3月の役員会で新しい役員が決まったら、引き継ぎの画面で権限を切り替えます。班ごとのメモを前の班長に書いてもらい、新しい班長が読んだかを確かめます。

  • 役員の引き継ぎの画面の開発
  • 前の役員の権限の停止と、名簿のファイルの扱いの確認

FAQ

よくある質問

  • Q1 スマホを持っていない世帯が多くても使えますか?
    使えます。このプランは紙の回覧板を残すことが前提で、紙で受け取る世帯の分は班長が「回り終わり」を押して記録します。アプリで読む世帯が少ないうちは、会長が回覧の止まっている班を見つけるための画面として使う形になります。
  • Q2 名簿をアプリに入れても大丈夫ですか?
    町内会も、名簿を検索できる形にして会の運営に使っていれば、個人情報保護法の対象になり得ます。紙でもアプリでも同じで、使い道を示してから入会届を書いてもらうこと、配る前に同意を得ること、名簿を扱う役員を監督することが必要です。アプリでは開ける範囲と権限を止めた日を残せますが、どこまでの措置が要るかは会の扱い方によるため、役員会で決めていただきます。
  • Q3 会費の集金もアプリでできますか?
    このプランには入れていません。会費の集め方や記録の付け方は町内会ごとに違うため、今の集金のしかたを伺ってから、足すかどうかを相談します。
  • Q4 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数(回覧と名簿だけか、出欠と引き継ぎまで入れるか)、世帯と班の数、通知をスマホに送るかどうかです。お見積りまでは費用はかかりません。

今の回覧板と名簿の作り方から、ご相談ください

班ごとの回し方と入会届、名簿のファイルの扱いを伺い、アプリに移す部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
回覧の画面だけで始めるかも、その場で相談できます。

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