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EvoQuest Appsスマホ業務アプリ 2026.09

SCENARIO ── DISABILITY HOME CARE RECORDS CASE

訪問記録から契約支給量の残りを確認

ヘルパーが訪問の時間と内容、利用者の確認を記録する開発プランです。サービス提供責任者が記録を確認し、契約支給量の残りと月末の実績記録票を同じ記録から管理します。

想定領域
スマホ業務アプリ / 障害福祉の記録
担当範囲
訪問サービスの記録、利用者確認の点検、実績記録票の作成
想定対象
居宅介護の事業所(利用者15名・ヘルパー10名・サービス提供責任者1名)
想定期間
設計〜運用開始 約 3 ヶ月

BEFORE CONTACT

相談する前にここまで分かります。

料金

初回相談と概算見積もりは無料です。費用は対応する記録票の種類、利用人数と端末、利用者への確認方法、請求ソフトへの受け渡し方法によって変わります。今の記録票と請求手順を確認して見積もります。

期間

設計から運用開始まで約3ヶ月が目安です。最後の1ヶ月は紙の記録票と並行して使い、月末の合計が紙と一致するかを確かめます。重度訪問介護などの様式まで広げる場合は延びます。

実案件

天使大学同窓会 公式アプリ

iPhone・Android向けアプリの企画・設計・開発・ストア公開まで一貫して担当した実案件です。

実案件の詳細を見る

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

障害福祉の居宅介護では、サービスを提供するたびに提供日や内容を記録し、その記録について利用者の確認を受けることが省令で決まっています(指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準 第19条。重度訪問介護・同行援護・行動援護にも準用)。厚生労働省の解釈通知は、ここを「後日一括して記録するのではなく」提供の都度記録すること、と説明しています。記録は提供した日から5年間保存します(同 第42条)。

もう1つ、介護保険の訪問介護にはない数字があります。契約支給量です。事業所は利用者と契約した月当たりの提供量を受給者証に書き、市町村に報告します(同 第10条)。厚生労働省の記載例では、実績記録票の上の欄に「身体介護 15時間/月」「通院等乗降介助 10回/月」のようにサービス内容ごとに並びます。紙の記録票を月末に集める運用だと、臨時の訪問が重なった月にこの量を超えそうだと気づくのが月末になります。この開発プランで作るのは、訪問の記録からその残りと月末の記録票までを一度の入力でつなぐ部分です。

CHALLENGE

課題

  • 01 実績記録票が月末までヘルパーの手元にある。直行直帰のヘルパーが多く、紙は月末の出勤日にまとめて事務所へ戻る。確認欄が空いた行や計画と実際の時間が違うのに備考がない行に気づくのも、そのときになる。
  • 02 月末に戻った記録票を請求ソフトへもう一度打ち込んでいる。利用者15名の想定でも訪問は月に200件を超え、その行数をそのまま打ち直すことになる。
  • 03 契約支給量の残りを月の途中で確かめていない。臨時の訪問を受けた月は、サービス内容ごとの時間数を紙から数え直さないと、月末までの予定と合わせて超えるかどうかが分からない。
  • 04 受給者証の支給決定期間の終わりがサービス提供責任者の手帳にしかない。更新の申請を案内するのが遅れると、新しい受給者証で支給量を確かめる前に翌月の予定を組むことになる。

APPROACH

課題への対応

最初に作るのは、ヘルパーのスマホの記録とサービス提供責任者(サ責)のPCの4画面です。記録の画面は、厚生労働省の様式にある欄の順に実際の開始・終了時間、サービスの内容、備考、利用者確認欄を入れます。計画と時間が違うときは備考の理由を選ばないと送信できず、確認欄が空のままでも送信できない作りにします。

利用者の確認は、画面で押してもらう方法と紙の記録票に確認をもらう方法を選べるようにします。厚生労働省の令和3年4月施行の様式では、以前の「利用者確認印」が「利用者確認欄」に変わりました。ただ、画面上の確認をどう扱うかは、指定を受けた自治体に先に確かめてから決めます。紙を選んだ行は、紙が事務所に戻るまで「回収待ち」として残します。

サ責の画面は、確認の要る行だけを出す一覧、利用者ごとの契約支給量の残り、受給者証の台帳、実績記録票の4つです。算定時間数は、計画と同じ時間で終わった行はそのまま入れ、違う行はサ責が確定するまで空けておきます。報酬の区分を画面が自動で決めることはしません。介護保険の訪問介護の開発プランとは、確認欄の扱い・契約支給量・保存の年数が違うため、別の開発プランとして分けています。

CONSULTATION

訪問記録と契約支給量の確認をご相談ください

現在の記録票、利用者の確認方法、月末の集計手順を確認します。
自治体に確認が必要な事項を整理し、ヘルパーとサービス提供責任者の作業に合わせて設計します。

SCREENS

主要画面

この開発プランで想定する画面を紹介します。担当者が入力する内容と確認できる情報をご覧ください。表示しているデータは説明用の想定例です。

01. 訪問のサービス記録

9月25日、小西さん(想定例)の身体介護10:00〜11:30の記録。終了の時刻を選び、サービスの内容を押し、利用者確認欄をもらってから送信します。終了を11:15に変えると備考の理由が必要になり、算定時間数は「サ責が確定」に変わります。右には、入れた内容が実績記録票のどの欄に入るかが並ぶ。操作できるサンプルで、送信しても保存はされない。

訪問の記録
使い方のポイント
ヘルパーが訪問終了時にサービス内容と利用者確認を記録し、月末の実績記録票に反映します。
送信の条件
利用者確認が空欄、または予定と実績の時間が違うのに理由がない場合は、送信前に確認を表示します。紙で確認する記録は回収待ちとして送信できます。
画面上の確認
使うかどうかは、指定を受けた自治体に扱いを確かめてから決めます。

02. 記録・利用者確認の点検

9月分の送信済み214件のうち、確認の要る行だけが並ぶ。記録が届いていない予定、確認欄が空の行、紙の確認の回収待ち、時間の差があるのに理由がない行、算定時間数の確定待ちの5つに分け、行を押すと右に内容と次の対応が表示されます。対応のボタンは表示のみ。

記録の確認
使い方のポイント
未提出・確認不足・時間の差などがある記録を抽出し、担当者が必要な対応を確認します。
届いていない記録
予定の終了から2時間たっても記録が届かない訪問を表示し、担当者が送り忘れか中止か確認します。
5年の保存
送信された時刻とあとから直した内容・直した人を同じ記録に残します。

03. 契約支給量の残り

利用者15名について、サービス内容ごとに9月25日までの算定と26日から30日の予定を足し、契約支給量と並べます。小西さんは身体介護の契約20時間に対し、毎週月・水・金の予定に9月19日の臨時1.5時間が加わって見込みが20.5時間になり、0.5時間超える見込みとして表示されます。予定どおり使うと残りが0になるサービスは3件。

支給量の残り
計算のしかた
算定済みの時間数と月末までの予定の計画時間数を足す。確定待ちの行は計画時間数で入れ、確定すると数字が変わります。
画面がしないこと
システムが予定や契約支給量を変更することはありません。予定の調整と相談支援専門員への連絡はサービス提供責任者が判断します。
単位
通院等乗降介助は様式どおり回数で数え、ほかは時間で数える。

04. 受給者証の台帳

利用者ごとに支給決定期間の終わり、残りの日数、当事業所の契約支給量が並ぶ。期間の終わりまで60日以内の2名(事業所で決める日数)に印が付き、森田さん(想定例)の欄には、更新の申請の案内と相談支援専門員への連絡を済ませた日と残りの確認事項が並ぶ。表示のみの画面。

受給者証
使い方のポイント
支給決定期間の終了日を一覧に表示し、更新申請を案内する時期を確認します。
受給者証は紙のまま
契約支給量の受給者証への記載は、電磁的記録に代えられる対象から外れている。台帳は記載した日と市町村へ報告した日を残します。
後から足せる範囲
重度訪問介護・同行援護・行動援護の契約がある事業所は、サービスの種類の列を足す。

05. 居宅介護サービス提供実績記録票

小西さんの9月分を様式の欄の並びで表示します。9月25日までは実績、26日以降は予定として破線で並び、9月24日の確認欄の空欄と9月9日の時間の差が色で分かります。右には、計画時間数計と算定時間数計をサービス内容ごとに出し、月末に確定する前に残っていることを並べます。印刷と請求ソフトに渡すファイルは月末の確定後に使う想定の表示。

実績記録票
使い方のポイント
ヘルパーの記録から実績記録票の行と合計を作成し、請求ソフトへ入力する内容を確認できます。
請求ソフトへの受け渡し
お使いのソフトが取り込める形式か確認が必要。取り込めない場合は、合計を見て入力する方法から始める。
印刷
提出や保存に使う様式は、指定を受けた自治体の配布物に合わせます。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

実測の数字はまだありません。導入後に変えたいのは、月末の回収と打ち直しの手間と、確認欄や支給量の問題に気づくまでの日数です。次の3つを導入前の1か月と比べて確かめます。

01

1回の訪問記録を実績記録票に活用

今の作業月末に紙の記録を回収して空欄と時間を確認し、同じ内容を請求ソフトへ入力し直しています。
導入後の使い方ヘルパーが訪問終了時に入力した記録から、サービス提供責任者が実績記録票の明細と合計を確認できます。請求ソフトへの受け渡し方法は、利用中の形式を確認して決めます。

訪問ごとの1回の入力を活用し、月末の回収・再入力にかかる時間と入力し直した行数を導入前後で比較します。

02

利用者確認と時間の相違を当日中に点検

今の作業利用者確認の空欄へ月末に気づき、再訪やヘルパーへの聞き直しが必要になっています。
導入後の使い方ヘルパーは利用者確認と時間変更の理由を記録してから送信します。サービス提供責任者は紙の確認を選んだ記録の回収待ちを一覧で確認できます。

月末時点の確認欄の空欄数と確認のために再訪した件数を比較し、当日の記録手順を見直します。

03

月の途中で契約支給量の残りを確認

今の作業臨時訪問が重なった月は、紙から時間を集計するまで契約支給量を超える見込みか確認できません。
導入後の使い方サービス提供責任者が算定済みの実績と月末までの予定を合計した見込みをサービス別に確認し、契約支給量と比較できます。

超える見込みを確認してから月末までの日数と月末に予定を組み直した件数を比較します。

PROCESS

開発の進め方

オンラインでも進められます。札幌市内と近郊なら事業所へ伺い、いまの記録票と月末の作業を見せていただきます。最初に作る5つの画面までで約3ヶ月です。最後の1ヶ月を紙との並行運用にあてるのは、月末の合計が紙と一致するかを1回分確かめてから紙を減らすためです。

1
MONTH 01 / 現在の業務の確認 + 記録票と自治体の確認

現在の記録票と月末の集計手順を確認する

使っている実績記録票(利用者名を伏せたもの)と請求ソフトへの入力の手順を確認します。画面上の利用者確認を使えるかは、指定を受けた自治体にこの月に確かめます。請求ソフトが実績を取り込めるか、どの形式なら受け付けるかも、ソフトの画面を見ながら確かめます。

  • サ責・ヘルパーへのヒアリング(月末の作業の見学を含む)
  • 記録票・受給者証の写し(番号と氏名を伏せたもの)の欄の洗い出し
  • 画面上の確認の扱いを自治体に確認
  • 請求ソフトの取り込み形式の確認と最初に作る範囲の整理
2
MONTH 02 / 開発 + ヘルパー2〜3名で試用

訪問記録と確認一覧を一部の訪問で試す

スマホの記録、記録の確認、契約支給量の残り、受給者証の台帳を開発します。月の後半にヘルパー2〜3名に実際の訪問で使ってもらい、紙の記録票と両方に書いて、訪問の終わりの数分で入力が終わるかを確かめます。

  • 訪問の記録・記録の確認の開発
  • 契約支給量の残り・受給者証の台帳の開発
  • 利用者の予定と契約支給量の登録
  • ヘルパー2〜3名での試用
3
MONTH 03 / 全員で並行運用 + 月末の記録票

1か月並行して使い、月末の合計を確認する

全員で使い始め、実績記録票の画面と印刷・請求ソフトに渡すファイルを仕上げます。月末に画面の計画時間数計と算定時間数計が紙の記録票の合計と一致するかを利用者ごとに確かめ、紙を減らす範囲を事業所と決めます。

  • 全ヘルパーでの並行運用
  • 実績記録票の表示と印刷・ファイル出力の仕上げ
  • 月末の合計の突き合わせ
  • 紙を減らす範囲の決定と使いながら直す体制づくり

FAQ

よくある質問

  • Q1 請求ソフトに実績の入力やスマホの記録の機能があります。それでも作る必要がありますか?
    必要ないことがあります。いまのソフトで訪問先から記録を入れられ、確認欄と契約支給量の残りまで見られるなら、まずその機能を使ってください。作るのは、ソフトの側で足りない部分だけです。たとえば記録はソフトのまま、契約支給量の残りと受給者証の台帳だけを別に持つ形もあります。機能は製品と契約で違うので、最初の相談でソフトの画面を見せていただければ一緒に確かめます。
  • Q2 紙の記録票のままで足りるのはどんな場合ですか?
    利用者が数名で、臨時の訪問がほとんどなく、月末に確認欄の空欄がほぼ出ない事業所なら、紙のままで足ります。回収を週1回にし、確認は訪問の最後にその場でもらうと決めるだけでも、月末に詰まる量は減ります。契約支給量の残りも利用者ごとの表をExcelで持ち、週に1回算定済みの時間を足せば確かめられます。画面にするほうが向くのは、ヘルパーが多く、打ち直しと差し戻しが毎月まとまって出ている場合です。
  • Q3 利用者さんの確認をスマホの画面で押してもらってもよいですか?
    指定を受けた自治体に確かめてから決めます。省令は、記録について利用者から確認を受けることを求めていて、書面の作成・保存は電磁的記録で行えるとしています(基準第224条)。厚生労働省の様式も、令和3年4月施行分から「利用者確認印」の欄を「利用者確認欄」に改めています。ただ、画面上の確認を請求や運営指導の場面でどう扱うかは自治体によって案内が違うため、この開発プランでは紙で確認をもらう運用も選べるようにしています。
  • Q4 重度訪問介護・同行援護・行動援護の記録票も扱えますか?
    後から足せる範囲として考えています。4つのサービスは記録と確認の考え方は同じですが、厚生労働省の様式では欄が違います。たとえば重度訪問介護には移動介護の時間の欄があり、行動援護にはサービス内容の区分がありません。最初は居宅介護だけで始め、契約のあるサービスの様式を並べてから、共通にできる欄と分ける欄を決めます。
  • Q5 費用はどのくらいかかりますか?
    最初のヒアリングのあと金額をお出しします。金額が変わるのは、対象にするサービスの種類(様式の数)、ヘルパーの人数と使う端末、利用者確認を画面でもらうか紙のままか、請求ソフトに渡すファイルの形式の4つです。5年分の過去の紙の記録は画面に移さず、紙のまま保存して、新しい月から画面で始めるのが現実的です。初回の相談と概算見積もりは無料です。

訪問記録と契約支給量の確認をご相談ください

現在の記録票、利用者の確認方法、月末の集計手順を確認します。
自治体に確認が必要な事項を整理し、ヘルパーとサービス提供責任者の作業に合わせて設計します。

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