01. 施術前の確認
お客さんに聞きながら、毛染めで異常を感じた経験、きょうの頭皮や肌の状態、セルフテストの実施日と結果を入れる画面です。前回までの申し出も同じ画面に並びます。利用場面の中心になる画面です。
SCENARIO ── HAIR SALON
スタイリストが数人の美容室で、お客さんごとのカラーの配合と、施術前に聞いた肌の状態やかぶれの経験、セルフテストの結果を記録する開発プランです。担当が替わっても、前回の色と注意することを施術の前に確かめられます。
OVERVIEW
このプランでは、スタイリスト3人で回している美容室を想定しています。カラーの配合や放置時間は紙のカルテに書いていますが、担当していないお客さんのカルテから、施術の直前に前回の配合を確かめるのは手間がかかります。かぶれた経験や「前回しみた」という話は、担当したスタイリストの記憶に残っていることも多くあります。
厚生労働省は通知で、理容師・美容師が毛染めの前に過去に異常を感じた経験の有無と当日の肌の状態を確かめること、酸化染毛剤が適さないお客さんにはほかの方法を提案することを、美容所へ周知するよう都道府県などに求めています。前回の配合と、施術前に聞いたこと、施術後にあった申し出を、お客さんごとに同じ画面へ残すのが、このプランの考え方です。
CHALLENGE
APPROACH
アプリは、店のタブレットでお客さんを選ぶと、カラーの履歴と注意することが並ぶ形にします。施術の前には、毛染めで異常を感じた経験、きょうの頭皮や肌の状態、セルフテストを行ったかと結果を、お客さんに聞きながら確認の画面に入れます。酸化染毛剤を使うか、ほかの薬剤や方法を提案するかはスタイリストが決め、その理由を残します。
施術後に「かゆみが出た」と連絡があったときは、受けた日と内容、医療機関の受診をお勧めしたか、次回からの注意を申し出の記録に残し、そのお客さんを開くと最初に表示します。肌の状態やかぶれの経験は、お客さんにとって人に知られたくないこともあるため、記録することを伝えて了承をいただき、見られるのを店のスタッフに限ります。予約サイトと予約を自動でつなぐかは、使っているサービスの仕様を確かめてから決めます。
CONSULTATION
カルテに何を書いているか、施術の前に何を聞いているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
カルテの書き方を店でそろえたい、という段階でも相談できます。
SCREENS
以下は5画面のサンプルです。スタイリストと受付がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・薬剤・配合・日付などは想定例です。
お客さんに聞きながら、毛染めで異常を感じた経験、きょうの頭皮や肌の状態、セルフテストの実施日と結果を入れる画面です。前回までの申し出も同じ画面に並びます。利用場面の中心になる画面です。
お客さんごとに、来店日、担当、使った薬剤と配合、放置時間、仕上がりのメモを新しい順に並べる画面です。申し出の記録があるお客さんは、いちばん上に表示します。
きょう使った薬剤と配合、塗った順番、放置時間、施術中にお客さんから聞いたことを入れる画面です。施術前の確認とつながっているので、同じ来店の記録として残ります。
今週のカラーの予約を並べ、セルフテストを案内したか、来店前に結果を聞けたかを確かめる画面です。予約の電話を受けた人が、案内したことをここに残します。
施術後にかゆみや赤みの連絡があったときに、受けた日と内容、お伝えしたこと、次回からの注意を残す画面です。そのお客さんの記録を開くと、最初に表示されます。
OUTCOME
以下は導入後に想定する使い方です。最初の1か月は紙のカルテと並べて使い、始める前の1か月に、施術の前にカルテを確かめるのにかかった時間と、セルフテストを案内できた予約の数を店でメモしてもらって比べる材料にします。
測るのは、施術の前にカルテを確かめるのにかかった時間と、配合を前の担当に聞き直した回数。
測るのは、カラーの施術のうち施術前の確認を記録できた割合。
測るのは、カラーの予約のうち来店前に案内できた割合。
PROCESS
スタイリストの人数、カルテの書き方、予約の受け方は店ごとに違います。今の紙のカルテと、施術の前に聞いていること、使っている予約サービスを見せていただき、カラーの履歴と施術前の確認から作る進め方を想定しています。北海道内なら店に伺ってお話を聞き、道外の方とはオンラインで進めます。
今のカルテから、薬剤、配合、放置時間、仕上がりのメモをどの欄に入れるかを決めます。施術の前に聞くことの順番と、セルフテストの案内の内容を、使っている薬剤の説明書と照らしてスタッフと決めます。
紙のカルテと並べて使い、施術の合間に入れられるか、項目が多すぎないかをスタッフに見てもらいます。迷った項目は名前と順番を直します。そのあと、施術の記録と申し出の記録を足します。
今週のカラーの予約を並べる画面を足し、案内したかを予約ごとに残します。予約サイトから自動で取り込めるかは、使っているサービスの仕様を確かめてから相談します。
FAQ
RELATED
カルテに何を書いているか、施術の前に何を聞いているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
カルテの書き方を店でそろえたい、という段階でも相談できます。