EvoQuest
EvoQuest AppsWebアプリ / お客さんのカラー履歴・施術前の確認・セルフテストの記録・予約とのつなぎ 2026.10

SCENARIO ── HAIR SALON

前回の色と、
前回の肌の様子を
同じ画面で

スタイリストが数人の美容室で、お客さんごとのカラーの配合と、施術前に聞いた肌の状態やかぶれの経験、セルフテストの結果を記録する開発プランです。担当が替わっても、前回の色と注意することを施術の前に確かめられます。

想定領域
Webアプリ / お客さんのカラー履歴・施術前の確認・セルフテストの記録・予約とのつなぎ
担当範囲
今のカルテと予約の受け方の確認・画面の開発・店のタブレットでの試用・スタッフへの使い方の説明
想定対象
札幌市内でスタイリスト3人とアシスタント1人の美容室。カラーのお客さんが多く、配合は紙のカルテに手書き。予約は予約サイトと電話の両方で受けている
想定期間
カラーの履歴と施術前の確認から作り、紙のカルテと並べて試してから、予約とセルフテストの案内を足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

このプランでは、スタイリスト3人で回している美容室を想定しています。カラーの配合や放置時間は紙のカルテに書いていますが、担当していないお客さんのカルテから、施術の直前に前回の配合を確かめるのは手間がかかります。かぶれた経験や「前回しみた」という話は、担当したスタイリストの記憶に残っていることも多くあります。

厚生労働省は通知で、理容師・美容師が毛染めの前に過去に異常を感じた経験の有無と当日の肌の状態を確かめること、酸化染毛剤が適さないお客さんにはほかの方法を提案することを、美容所へ周知するよう都道府県などに求めています。前回の配合と、施術前に聞いたこと、施術後にあった申し出を、お客さんごとに同じ画面へ残すのが、このプランの考え方です。

CHALLENGE

課題

  • 01 配合と放置時間は紙のカルテにあるが、書き方がスタイリストごとに違う。担当が替わると、前回の色を再現するのに、カルテの略し方を確かめる時間がかかる。
  • 02 「前回、頭皮がしみた」「数日かゆかった」という話を聞いたスタイリストが、カルテの余白に書くこともあれば、書かないこともある。次の担当が知らないまま、同じ薬剤を使いかねない。
  • 03 セルフテストを勧めたか、お客さんが結果をどう話したかの記録がない。予約の電話を受けた人が、テストのことを伝えたかどうかも分からない。

APPROACH

課題への対応

アプリは、店のタブレットでお客さんを選ぶと、カラーの履歴と注意することが並ぶ形にします。施術の前には、毛染めで異常を感じた経験、きょうの頭皮や肌の状態、セルフテストを行ったかと結果を、お客さんに聞きながら確認の画面に入れます。酸化染毛剤を使うか、ほかの薬剤や方法を提案するかはスタイリストが決め、その理由を残します。

施術後に「かゆみが出た」と連絡があったときは、受けた日と内容、医療機関の受診をお勧めしたか、次回からの注意を申し出の記録に残し、そのお客さんを開くと最初に表示します。肌の状態やかぶれの経験は、お客さんにとって人に知られたくないこともあるため、記録することを伝えて了承をいただき、見られるのを店のスタッフに限ります。予約サイトと予約を自動でつなぐかは、使っているサービスの仕様を確かめてから決めます。

CONSULTATION

今の紙のカルテから、ご相談ください

カルテに何を書いているか、施術の前に何を聞いているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
カルテの書き方を店でそろえたい、という段階でも相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。スタイリストと受付がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・薬剤・配合・日付などは想定例です。

01. 施術前の確認

お客さんに聞きながら、毛染めで異常を感じた経験、きょうの頭皮や肌の状態、セルフテストの実施日と結果を入れる画面です。前回までの申し出も同じ画面に並びます。利用場面の中心になる画面です。

カラーの施術の前に
聞くことを毎回同じ順で並べる
誰が担当しても同じことを聞けるように、項目の順番を店で決めておきます。気になる答えがあった項目は黄色で示します。
使う薬剤はスタイリストが決める
確認の結果を見て、酸化染毛剤を使うか、ほかの薬剤や方法を提案するかをスタイリストが選び、理由を一言残します。アプリは判断しません。

02. カラーの履歴

お客さんごとに、来店日、担当、使った薬剤と配合、放置時間、仕上がりのメモを新しい順に並べる画面です。申し出の記録があるお客さんは、いちばん上に表示します。

お客さんのことを確かめるとき
書き方をそろえる
薬剤は店で使っているものから選び、配合と放置時間は決まった欄に入れます。担当が替わっても前回と同じ書き方で読めます。
仕上がりの写真を残す
お客さんの了承があれば、仕上がりの写真を回ごとに付けます。次回の色の相談に使います。

03. 施術の記録

きょう使った薬剤と配合、塗った順番、放置時間、施術中にお客さんから聞いたことを入れる画面です。施術前の確認とつながっているので、同じ来店の記録として残ります。

施術が終わったとき
施術中に聞いたことも残す
「少ししみる」と言われたときは、時間と様子、そのときにしたことをメモします。次回の確認の画面に表示されます。
アシスタントが入れてもよい
配合はアシスタントが入れ、スタイリストが確かめてから保存する形にもできます。

04. 予約とセルフテストの案内

今週のカラーの予約を並べ、セルフテストを案内したか、来店前に結果を聞けたかを確かめる画面です。予約の電話を受けた人が、案内したことをここに残します。

予約を受けたときと、前日の準備に
案内したかを予約ごとに残す
予約サイトから入った予約も電話の予約も同じ一覧に入れ、セルフテストを案内した日と方法を記録します。
テストの方法は説明書に従う
塗った直後から30分程度と48時間後に様子を見ることなど、案内する内容は使う薬剤の説明書に合わせて店で決めます。

05. 申し出の記録

施術後にかゆみや赤みの連絡があったときに、受けた日と内容、お伝えしたこと、次回からの注意を残す画面です。そのお客さんの記録を開くと、最初に表示されます。

施術のあとに連絡があったとき
お伝えしたことを残す
薬剤の使用をやめること、医療機関の受診をお勧めしたことを、伝えた人と日時とあわせて記録します。かぶれかどうかを店やアプリが決めることはしません。
次回からの注意をカルテに出す
次の予約が入ると、予約の一覧と施術前の確認の画面に注意が出ます。どの方法にするかは次回の担当がお客さんと相談して決めます。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。最初の1か月は紙のカルテと並べて使い、始める前の1か月に、施術の前にカルテを確かめるのにかかった時間と、セルフテストを案内できた予約の数を店でメモしてもらって比べる材料にします。

01

担当が替わっても、前回の色を同じ書き方で確かめられる

今の作業紙のカルテの書き方がスタイリストごとに違い、前回の配合を確かめるのに時間がかかる。
導入後の使い方カラーの履歴で、薬剤と配合、放置時間、仕上がりの写真を回ごとに見る。

測るのは、施術の前にカルテを確かめるのにかかった時間と、配合を前の担当に聞き直した回数。

02

前回までに聞いた肌の話を、施術の前に確かめられる

今の作業「しみた」「かゆかった」という話が担当の記憶やカルテの余白に残り、次の担当に伝わらないことがある。
導入後の使い方施術前の確認の画面に、前回までの申し出と注意が最初に並び、聞いた答えと選んだ薬剤を残す。

測るのは、カラーの施術のうち施術前の確認を記録できた割合。

03

セルフテストを案内したかを、予約ごとに追える

今の作業予約を受けた人が案内したかどうかが分からず、来店してから確かめることになる。
導入後の使い方予約とセルフテストの案内の一覧で、案内した日と結果を聞けたかを前日に確かめる。

測るのは、カラーの予約のうち来店前に案内できた割合。

PROCESS

進め方

スタイリストの人数、カルテの書き方、予約の受け方は店ごとに違います。今の紙のカルテと、施術の前に聞いていること、使っている予約サービスを見せていただき、カラーの履歴と施術前の確認から作る進め方を想定しています。北海道内なら店に伺ってお話を聞き、道外の方とはオンラインで進めます。

1
STEP 01 / 最初の打ち合わせ

カルテの項目と、施術前に聞くことを決める

今のカルテから、薬剤、配合、放置時間、仕上がりのメモをどの欄に入れるかを決めます。施術の前に聞くことの順番と、セルフテストの案内の内容を、使っている薬剤の説明書と照らしてスタッフと決めます。

  • 紙のカルテ・予約の受け方・使っている薬剤の説明書の確認(訪問またはオンライン)
  • カラーの履歴と施術前の確認の画面の開発
2
STEP 02 / 紙と並べて試す

店のタブレットで試し、施術の記録と申し出の記録を足す

紙のカルテと並べて使い、施術の合間に入れられるか、項目が多すぎないかをスタッフに見てもらいます。迷った項目は名前と順番を直します。そのあと、施術の記録と申し出の記録を足します。

  • 店での試用と、項目の見直し
  • 施術の記録と申し出の記録の開発
3
STEP 03 / 使い方が決まったあと

予約とセルフテストの案内を足す

今週のカラーの予約を並べる画面を足し、案内したかを予約ごとに残します。予約サイトから自動で取り込めるかは、使っているサービスの仕様を確かめてから相談します。

  • 予約とセルフテストの案内の画面の開発
  • 紙のカルテから移す範囲と、使い方の見直し

FAQ

よくある質問

  • Q1 今使っている予約サイトと、予約をつなげられますか?
    予約サイトによって、外に予約の情報を出す仕組みがあるかどうかが違います。使っているサービスの仕様を確かめてから決め、仕組みがない場合は、受付の人が一覧に入れる形で始めます。
  • Q2 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数、写真を残すか、予約サイトとつなぐか、紙のカルテをどこまで移すかです。まずはカラーの履歴と施術前の確認だけを作り、使いながら足していく進め方もできます。お見積りまでは費用はかかりません。

今の紙のカルテから、ご相談ください

カルテに何を書いているか、施術の前に何を聞いているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
カルテの書き方を店でそろえたい、という段階でも相談できます。

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