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EvoQuest AppsWebアプリ / 下見の記録・遺族の仕分け確認・見積書・作業の日の仕分け・完了の報告と買取の記録 2026.10

SCENARIO ── ESTATE CLEARING

下見の写真を、
遠くの遺族と一緒に仕分ける

遺品整理の小さな会社が、下見で撮った品物の写真を遠方の遺族がスマートフォンで見て「残す・買い取りの査定・処分」を選べるようにし、見積書、作業の日の仕分け、完了の報告までを同じ記録で追う開発プランです。

想定領域
Webアプリ / 下見の記録・遺族の仕分け確認・見積書・作業の日の仕分け・完了の報告と買取の記録
担当範囲
今の下見のメモ・見積書・作業の段取りの確認・画面の開発・遺族に見せる確認ページの文面の整理・使い始めの手伝い
想定対象
北海道内で遺品整理と生前整理を受ける会社。社長とスタッフ3人、2トントラック1台。古物商の許可を持って買い取りもし、処分するごみは市町村の許可を持つ業者に引き継いでいる
想定期間
下見の記録と遺族の仕分け確認から作り、数件の現場で紙のメモと並べて試してから、見積書と作業の日の画面、完了の報告を足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

このプランでは、亡くなった親の家の片付けを、道外や札幌から離れた町に住む子どもから頼まれることが多い遺品整理の会社を想定しています。依頼主の遺族は下見や作業の日に立ち会えないことがあり、電話とメールで何度もやりとりしています。

この想定の会社では、下見の写真をスタッフのスマートフォンで撮り、部屋ごとの品物の量と運び出しの条件を紙に書いて、事務所で見積書を作っています。「残す物」は電話で聞き取ってメモにし、作業の日にスタッフへ口頭で伝えています。

下見の写真1枚ずつに遺族の答えを付け、その答えのまま見積書と作業の日の仕分けに使うのがこのプランの考え方です。

CHALLENGE

課題

  • 01 「残す物」を電話で聞いてメモに書くため、どの部屋のどの品のことか、作業の日のスタッフに正しく伝わらないことがある。アルバムや手紙のように箱の中に入った物ほど伝わりにくい。
  • 02 遠方の遺族に下見の写真をメールで送ると、何十枚もの写真への返事が文章で返ってくる。兄弟で意見が分かれると、誰の返事が最後なのかが分からない。
  • 03 見積書には作業の人数と日数、トラックの台数、処分の費用、家電のリサイクル料金を分けて書きたいが、下見のメモから毎回打ち直している。追加の費用がかかる条件も、口頭で伝えて終わることがある。
  • 04 買い取った品の記録、処分を引き継いだ業者、家電のリサイクル券の番号、遺族に送った箱がそれぞれ別の紙に残る。作業のあとに遺族から「あれはどうなったか」と聞かれると探し直している。

APPROACH

課題への対応

このプランでは、下見のときにスタッフがタブレットで部屋ごとに写真を撮り、写真1枚ずつに品名を付けます。事務所はその写真を遺族向けの確認ページにまとめ、URLを遺族に送ります。遺族はスマートフォンで写真を見て「残す」「買い取りの査定を頼む」「処分する」「まだ決められない」を選び、「通帳と印鑑」「父の手帳」のように探してほしい物も書けます。兄弟で見るときは、最後に決める人を事務所と遺族で決めておき、その人の答えで確定します。

処分する物は、家庭から出る廃棄物として、市町村の許可を持つ業者か市町村の決めた出し方に引き継ぎます(廃棄物処理法 第7条第1項)。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などは家電リサイクルの対象として分けて記録します。買い取る物は古物として扱い、遺族の住所・氏名・職業・年齢を確かめた方法と、品目・数量・特徴を記録します(古物営業法 第15条・第16条)。見積書には、確認ページの答えから作った内訳と、追加の費用がかかる条件を最初から並べて送ります。

買い取りは、本人確認と台帳の記録だけで進めません。営業所以外で古物を受け取る場合は、受領場所と必要な手続きを管轄警察署へ確認します。北海道警察の仮設店舗営業の案内では、営業する日時と場所をあらかじめ届け出ることと、営業日の3日前までの提出を案内しています。このサンプルでは、11/13の現場での受領について確認し、11/09に届出を済ませた想定を明記しています。

CONSULTATION

今の下見のメモと見積書から、ご相談ください

下見から作業の日まで、遺族とどうやりとりしているかを伺い、アプリにする部分と電話のまま残す部分を一緒に分けます。
遺品整理に限らず、遠くにいるお客さんと写真を見ながら決める仕事でも相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。社長とスタッフ、遺族がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・品物・金額・日付などは想定例です。

01. 遺族の仕分け確認

下見で撮った写真を部屋ごとに並べ、遺族が選んだ「残す・買い取りの査定・処分・まだ決められない」と、探してほしい物を事務所で確かめる画面です。遺族のスマートフォンにも同じ写真と選択肢が出ます。利用場面の中心になる画面です。

下見のあと、遺族の返事を待つあいだ
決められない品を先に見せる
「まだ決められない」と、返事が来ていない品を部屋ごとに数えて出します。社長はこの数を見て、遺族に電話で相談する日を決めます。
探してほしい物は作業の日まで残す
遺族が書いた探し物は、作業の日の仕分け表の一番上に出します。見つかったらスタッフが写真を付けて記録します。

02. 下見の記録

部屋ごとに写真と品名、量の目安、運び出しの条件(階段・駐車場所・雪の時期の通路)を入れる画面です。家電と買い取りできそうな品にはその場で印を付けます。

下見の家で
写真1枚に品名を1つ
押し入れや段ボールの中は、開けて撮った写真に「アルバム 3冊」のように書きます。この品名がそのまま遺族の確認ページに出ます。
運び出しの条件は見積もりに使う
2階からの運び出し、トラックを止められる場所、冬の通路の除雪が要るかを残し、作業の人数と日数を決める材料にします。

03. 見積書

確認ページの答えから、作業の人数と日数、トラックの台数、処分の費用、家電のリサイクル料金、買い取りの金額を分けて並べる見積書の画面です。

遺族の返事がそろったら
追加の費用の条件を先に書く
下見で見られなかった物置の中身が多かったときなど、追加の費用がかかる条件と、そのときに遺族へ確かめる方法を見積書に入れます。条件は会社が決めます。
買い取りの金額は分けて見せる
作業の費用から差し引くかどうかを遺族が選べるように、買い取りの金額は別の行にします。査定は社長が品物を見てから確定します。

04. 作業の日の仕分け表

スタッフが部屋ごとに、残す物の箱の番号、買い取りの品、処分の引き渡し先、家電を確かめながら進める画面です。探し物が見つかったかも同じ表で記録します。

作業の日、現場で
残す物は箱の番号で追う
残す物を詰めた箱に番号を書き、その番号に中身の写真を付けます。遺族に送る箱と、立ち会った親族が持ち帰る箱を分けます。
確認ページにない物が出たら止める
下見で見ていない品が出てきたら、写真を撮って「確認待ち」にし、遺族の答えが来るまで処分に回しません。

05. 完了の報告と買取の記録

遺族に送る完了の報告(作業前後の写真、送った箱、探し物の結果)と、買い取った品の記録、処分の引き渡し先、家電のリサイクル券の番号をまとめる画面です。

作業のあと、報告をまとめるとき
「あれはどうなったか」に答えられる
品物1つずつに、残した・買い取った・引き渡した、のどれになったかと、その日付と相手が残ります。
買い取りの前に場所と確認方法を確かめる
取引の日、品目と数量、特徴、相手方の住所と氏名、職業、年齢、確かめた方法に加え、受領場所と必要な届出の確認を記録します。現場での受領は管轄警察署へ確認し、必要な手続きと本人確認が済むまで完了にしません。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。数件の現場で紙のメモと並べて使い始め、始める前に、遺族への確認の電話とメールの回数、作業の日に「残すか処分か」で作業を止めた回数を記録してもらい、比べる材料にします。

01

残す物を、写真と箱の番号でスタッフに伝えられる

今の作業電話で聞いた「残す物」のメモを、作業の朝に口頭で伝える。
導入後の使い方遺族が写真で選んだ品が仕分け表に並び、残す物を詰めた箱の番号と中身の写真が残る。

測るのは、作業のあとに遺族から「残してほしかった」と言われた件数と、作業の日に遺族へ確かめた回数。

02

遠方の遺族とのやりとりを、写真ごとの答えで済ませられる

今の作業何十枚もの写真をメールで送り、文章で返ってきた答えを品物に当てはめ直す。
導入後の使い方遺族が品物ごとに選び、決められない品だけを電話で相談する。

測るのは、下見から見積書を送るまでの日数と、その間の電話とメールの回数。

03

作業のあとの問い合わせに、品物の記録で答えられる

今の作業買い取りの記録、処分の伝票、リサイクル券の控えを別々の紙から探す。
導入後の使い方品物ごとに、残した・買い取った・引き渡した、のどれになったかを同じ画面で確かめられる。

測るのは、遺族からの問い合わせに答えるまでにかかった時間。

PROCESS

進め方

下見の進め方や見積もりの出し方、処分を引き継ぐ先は、会社と市町村ごとに違います。今の下見のメモと見積書、作業の段取りを見せていただき、下見の記録と遺族の仕分け確認から作る進め方を想定しています。北海道内なら事務所に伺ってお話を聞き、道外の方とはオンラインで進めます。

1
STEP 01 / 最初の打ち合わせ

下見から作業の日までの今のやり方を確かめる

下見で何を見て何を書いているか、遺族とどうやりとりしているか、処分と買い取りをどう分けているかを伺います。確認ページで遺族に出す選択肢と文面、写真を残す期間もここで決めます。

  • 下見のメモ・見積書・作業の段取りの確認(訪問またはオンライン)
  • 下見の記録と遺族の仕分け確認の画面の開発
2
STEP 02 / 数件の現場で試す

確認ページを、紙のメモと並べて使う

遺族の了解を得た現場で、下見の写真を確認ページで送り、これまでの電話とメールも続けながら使います。遺族が迷った選択肢や、分かりにくかった品名を見直します。

  • 確認ページでの試用と見直し
  • 見積書の画面の開発と、今の見積書との照合
3
STEP 03 / 確認ページが回るようになってから

作業の日の仕分けと完了の報告を足す

作業の日の仕分け表をスタッフが現場で使い、箱の番号と探し物の記録を試します。そのあと、完了の報告と買い取りの記録の画面を足します。

  • 作業の日の仕分け表の開発
  • 完了の報告と買い取りの記録の画面の開発

FAQ

よくある質問

  • Q1 遺族はアプリを入れたり、会員登録をしたりする必要がありますか?
    このプランでは、事務所が送るURLをスマートフォンで開くだけで写真を見て選べる形を想定しています。写真には故人の暮らしが写るため、URLに有効期限を付ける、本人に届いたことを電話で確かめるなど、開ける人をどこまで絞るかを打ち合わせで決めます。
  • Q2 生前整理や空き家の片付けにも使えますか?
    写真を見て品物ごとに残すか手放すかを決める仕事であれば、同じ考え方で使えます。生前整理では本人と家族が一緒に選ぶ形、空き家の片付けでは持ち主が遠方にいる形など、誰が選ぶかに合わせて確認ページを作ります。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数、遺族に見せる確認ページの作り込み、見積書の様式、買い取りの記録を今の台帳とどうつなぐかです。お見積りまでは費用はかかりません。

今の下見のメモと見積書から、ご相談ください

下見から作業の日まで、遺族とどうやりとりしているかを伺い、アプリにする部分と電話のまま残す部分を一緒に分けます。
遺品整理に限らず、遠くにいるお客さんと写真を見ながら決める仕事でも相談できます。

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