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EvoQuest AppsWebアプリ / 区画の一覧・募集と抽選・空き待ち・見回りの記録・作業日と来年の意向 2026.10

SCENARIO ── ALLOTMENT GARDEN

抽選と空き待ちの順番を、
あとから説明できる形で残す

農家が自分の畑の一角で開く市民農園で、区画の利用状況、冬の間の募集と抽選、空き待ちの繰り上げ、見回りと声かけ、シーズン終わりの片付けを1つにまとめる開発プランです。

想定領域
Webアプリ / 区画の一覧・募集と抽選・空き待ち・見回りの記録・作業日と来年の意向
担当範囲
今の申込用紙と区画の図、連絡の仕方の確認・画面の開発・冬の募集での試用・利用者向けの案内文の整理の手伝い
想定対象
北海道内の住宅地に近い畑で、農家の夫婦が30区画の市民農園を開いている。利用者に区画を貸す方式で、雪が解けてから10月末までの1シーズンごとに利用者を募集している
想定期間
区画の一覧と募集・抽選から作り、冬の募集で試してから、空き待ちと見回り、シーズン終わりの画面を足す想定

OVERVIEW

どんな仕組みをつくるか

このプランでは、畑の一角を区画に分けて近くの人に貸している農家を想定しています。申込は紙の用紙と電話で受け、抽選は園主が箱から札を引いて決め、区画の図と名簿はノートにまとめています。

困るのは、シーズン途中で区画が返されたときや、草が伸びたまま来ない区画があるときです。抽選の結果と空き待ちの順番、利用者への声かけを同じ記録に残し、誰にいつ何を伝えたかを後からたどれるようにするのがこのプランの考え方です。

CHALLENGE

課題

  • 01 申込が区画の数を超えると抽選になる。空き待ちの順番をノートに書いておいても、途中で返された区画を誰に回したかの経緯が残らない。
  • 02 同じ世帯から2通申込が来ていても、紙の用紙を1枚ずつ見比べないと気付きにくい。
  • 03 草が伸びたままの区画を見つけても、いつ誰に連絡したかが園主の記憶にしかない。隣の区画の人から言われて、初めて気付くこともある。
  • 04 秋の片付けの日と、来年も使うかどうかの返事を、1人ずつ電話や立ち話で聞いている。来年の募集で空く区画の数が、冬になるまで決まらない。

APPROACH

課題への対応

利用者に区画を貸す市民農園は、特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律で要件が決まっています。1人に貸す面積は10アール未満、貸付期間は5年以内で、複数の人を対象に貸し、利用者の栽培は営利を目的としないこと、が条件です。開設者は、利用者の募集と選考の方法などを書いた貸付規程を作り、農業委員会の承認を受けます。農林水産省の資料は、募集と選考の方法が公平でなく、特定の人に利用が集中するような場合は承認を受けられない例に挙げています。

このプランでは、貸付規程に書いた選び方(申込が多ければ抽選、1世帯1区画など)を画面の設定にし、抽選の日時と結果、空き待ちの順番、繰り上げの連絡と返事を記録に残します。承認や協定の手続きはアプリの外で、これまでどおり園主が行います。継続を何年まで認めるか、利用料、返事の期限は、園主が園のルールとして決めます。

CONSULTATION

今の申込用紙と区画の図から、ご相談ください

申込で聞いていることと、空き待ちや声かけをどう記録しているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
これから市民農園を開こうと考えている段階でも相談できます。

SCREENS

主要画面

以下は5画面のサンプルです。園主がいつ開き、何を入力・確認するかを紹介します。表示している名前・区画・金額・日付などは想定例です。

01. 区画の一覧

30区画を畑の並びのまま表示し、利用中・声かけ中・繰り上げの連絡中を色で分ける画面です。区画を押すと、利用者の連絡先、利用を始めた年、見回りの記録が出ます。利用場面の中心になる画面です。

シーズン中、畑に出る前に
畑の並びのまま出す
区画の図をそのまま画面にし、水道や農具の小屋の位置も描きます。見回りのときに、どの区画の話かを図で確かめられます。
連絡中の区画を目立たせる
声かけの返事を待っている区画と、繰り上げの返事を待っている区画は色を変えて出し、返事の期限を並べます。

02. 募集と抽選

申込の一覧から、空く区画の数と申込の数を比べ、抽選をする画面です。同じ住所からの申込は抽選の前に印を付け、園主が確かめてから抽選に進みます。

冬の募集が締め切られたあと
選び方は貸付規程に合わせる
1世帯1区画、継続の上限などの選び方を設定しておき、抽選はその条件で行います。条件を変えるときは、先に貸付規程を見直します。
抽選の記録を残す
抽選の日時、対象の件数、当選した人と空き待ちの順番を記録します。結果は全員に同じ文面でお知らせします。

03. 空き待ちと繰り上げ

抽選で決まった空き待ちの順番に、空いた区画を使うかどうかを聞く画面です。連絡した日時と返事の期限、返事の内容を記録し、期限を過ぎたら次の人に聞くかを園主が決めます。

シーズン途中で区画が返されたとき
順番を飛ばさない
順番は抽選の結果のまま並べ、断った人、返事がなかった人も記録に残します。誰かを先に回すときは、理由を書き添えます。
途中からの利用料を出す
シーズン途中から使う人の利用料は、園のルールに沿って計算した金額を表示します。案内の文面は園主が確かめてから送ります。

04. 見回りと声かけ

見回りで気になった区画の写真とメモを残し、利用者への声かけの連絡と返事を記録する画面です。共用の水道や農具の小屋の点検もここに付けます。

週に1回の見回りのとき
声かけの前に事情を聞く
草が伸びている区画には、まず様子を聞く連絡を送ります。返事の内容と、次に見に行く日を記録します。
やめてもらう判断は園主がする
何回連絡しても返事がない区画をどうするかは、貸付規程と利用の約束に沿って園主が決めます。アプリは連絡の記録を並べるだけです。

05. 作業日と来年の意向

秋の片付けの日の出欠と、来年も使うかどうかの返事をまとめる画面です。継続の上限に達した区画と、やめる人の区画を数え、冬の募集で空く区画の数を出します。

9月の終わりから10月にかけて
返事のない人を一覧にする
出欠と来年の意向の返事がない人を並べます。もう一度連絡するか、畑で会ったときに聞くかは園主が決めます。
片付けの済んだ区画を記録する
支柱やマルチを片付けた区画に印を付け、雪が降る前に残っている区画を確かめます。

OUTCOME

この仕組みで改善したいこと

以下は導入後に想定する使い方です。最初の冬の募集はノートと並べて使い、始める前のシーズンに、空いた区画が次の人に渡るまでの日数と、来年の意向を聞き終えた日を園主にメモしてもらい、比べる材料にします。

01

空いた区画を、順番どおりに早く次の人へ渡せる

今の作業返された区画を誰に回すか、ノートの空き待ちの順番と電話のメモを見比べて決める。
導入後の使い方空き待ちの順番に連絡し、返事と期限を記録しながら、次の人に聞くかを園主が決める。

測るのは、区画が返されてから次の人が使い始めるまでの日数と、繰り上げの連絡を何人にしたか。

02

抽選と繰り上げの経緯を、聞かれたときに説明できる

今の作業「なぜあの人が先に入れたのか」と聞かれても、抽選の結果と連絡の順番を思い出して答えるしかない。
導入後の使い方抽選の日時と結果、繰り上げの連絡と返事の記録を見せて説明できる。

測るのは、利用者から選び方について問い合わせがあった回数と、記録を見て答えられた回数。

03

冬の募集で空く区画の数が、早く決まる

今の作業来年も使うかを1人ずつ聞き、空く区画の数が冬になるまで決まらない。
導入後の使い方片付けの日の出欠と一緒に来年の意向を集め、返事のない人だけに聞き直す。

測るのは、来年の意向を全員から聞き終えた日と、募集の案内を出せた日。

PROCESS

進め方

区画の分け方や選び方、利用者への連絡の仕方は、農園ごとに違います。今の申込用紙と区画の図、貸付規程を見せていただき、区画の一覧と募集・抽選から作る進め方を想定しています。北海道内なら畑に伺ってお話を聞き、道外の方とはオンラインで進めます。

1
STEP 01 / 秋から冬の募集の前まで

区画の図と申込用紙を画面にし、選び方を設定する

区画の並びと広さ、申込用紙で聞いていること、貸付規程に書いた選び方を園主と確かめます。申込を紙で受けるか、スマートフォンからも受けるかも、ここで決めます。

  • 区画の図・申込用紙・貸付規程・名簿の確認(訪問またはオンライン)
  • 区画の一覧と、募集と抽選の画面の開発
2
STEP 02 / 冬の募集から春の利用開始まで

募集と抽選で試し、空き待ちの画面を足す

冬の募集はノートと並べて使い、抽選の結果を両方で確かめます。結果のお知らせと繰り上げの連絡は、文面を園主に見てもらってから送り始めます。

  • 冬の募集と抽選での試用と、申込の項目の見直し
  • 空き待ちと繰り上げの画面の開発
3
STEP 03 / シーズン中から秋の片付けまで

見回りの記録と、作業日・来年の意向の画面を足す

見回りで撮った写真とメモを区画ごとに残せるようにしてから、秋の片付けの出欠と来年の意向を集める画面を足します。

  • 見回りと声かけの記録の開発
  • 作業日の出欠と来年の意向の画面の開発

FAQ

よくある質問

  • Q1 利用者に区画を貸さない「農業体験農園」でも使えますか?
    使えます。農林水産省の資料では、園主の指導のもとで利用者に農作業をしてもらう「農園利用方式」は農地を貸さない方式とされ、農業体験農園はこちらに分類されます。その場合は講習の日の出欠や作付けの予定の画面が中心になるため、画面の組み合わせを園の運営に合わせて変えます。
  • Q2 抽選をアプリでするのは、利用者に信用してもらえますか?
    抽選の方法は、今の箱から札を引くやり方をそのまま続けて、結果だけを入力する形でもかまいません。どちらの場合も、抽選の日時と対象の件数、結果を記録に残し、結果は全員に同じ文面でお知らせします。選び方そのものは、農業委員会の承認を受けた貸付規程に合わせます。
  • Q3 費用はどのくらいかかりますか?
    お話を伺ってから金額をお出しします。費用を左右するのは、作る画面の数、申込をスマートフォンからも受けるか、利用者への連絡に何を使うか、利用料の入金の記録まで入れるかどうかです。お見積りまでは費用はかかりません。

今の申込用紙と区画の図から、ご相談ください

申込で聞いていることと、空き待ちや声かけをどう記録しているかを伺い、アプリにする部分と紙のまま残す部分を一緒に分けます。
これから市民農園を開こうと考えている段階でも相談できます。

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