品目の分け方と1品目あたりの数量|上位品目・その他・全品目の比較
合計240個・12品目・上位3品目で55%という架空の例から、1品目あたりの数量を比べます。この計算だけで予測の方法や管理すべき商品を決めることはできません。
需要予測・AI
発注数は商品ごとに決めますが、販売予測は似た商品をまとめて計算する方法もあります。売れ筋や欠品時の影響が大きい商品は個別に確認し、まとめた場合は販売実績の比率で配分します。商品の分け方と店舗別に確認する点を説明します。
発注書には商品ごとの数量が必要です。一方、販売予測の計算は商品ごとに行う方法と、似た商品の合計を先に出してから配分する方法があります。全部の商品を同じ方法で扱う必要はありません。
個別に確認したいのは、売上の大きい商品や品切れ・廃棄の影響が大きい商品です。販売数が少ない商品は、用途や売れる時期が近い商品とまとめる方法を検討します。販売数が少ないという理由だけで性質の違う商品を一緒にはしません。
予測するのは売れる数量です。実際の発注数は、その数量に加えて現在の在庫・入荷予定・納品までの日数を確認して決めます。予測値をそのまま発注書へ転記すると、すでにある在庫を二重に用意してしまいます。
売上構成比の高い品目と品切れや廃棄になったときの金額が大きい品目です。
販売の傾向や用途が近い商品をまとめます。販売数が少ない商品でも、重要な商品や季節商品は個別に確認する方法を残します。
店舗ごとに発注する場合は、各店の販売予測と在庫を確認します。倉庫から各店へ配分する場合は、全体の数量を店舗別の実績に応じて配分し、各店の不足や余りを確認します。
分けると、1品目あたりの数量そのものが小さくなります。試算例として、惣菜と弁当を12品目扱い、1日に合計240個売れる店を考えます。上位3品目で合計の55%を占めるなら、上位は1品目あたり44個、残り9品目は1品目あたり12個です。
44個に対する1個の差は約2%、12個に対する1個の差は約8%です。これは数量に対する割合の計算であり、実際の予測誤差を表す数字ではありません。販売数が小さい商品では割合だけでなく、何個の不足や余りになるかも確認します。
日による販売数の違いは、実際の記録から確認します。同じ平均12個でも、毎日ほぼ12個売れる商品とまとめ買いのある日だけ売れる商品では発注の考え方が変わります。平均が小さいことだけで予測しにくいと判断することはできません。
1ケース6個の商品なら、発注数は6個単位で調整します。必要数が12個と13個では、端数を切り上げる運用の場合に2ケースと3ケースへ分かれます。1個の差でも発注数が変わるため、ケース単位だから細かな予測は不要とは言い切れません。在庫と発注単位を合わせて確認します。
DEMO
1日の合計販売数・品目数・上位品目の販売数量に占める割合・発注単位を入れると、1品目あたりの平均と、1個・1単位が平均に占める割合を表示します。数量の比較用で、販売実績のばらつきや予測精度は計算対象に含みません。
合計240個・12品目・上位3品目で55%という架空の例から、1品目あたりの数量を比べます。この計算だけで予測の方法や管理すべき商品を決めることはできません。
※ この画面は数量の大きさだけを比べています。実際に見込みが外れる幅は、品目ごとの売れ方や曜日の差によって変わります。品目別の予測を試すときは、手元の記録で確かめてください。
まず期間を決め、商品ごとの売上を大きい順に並べます。それぞれが全体の売上に占める割合を確認すると、優先して管理したい商品を探せます。中小企業基盤整備機構の小売店のABC分析表もこのような商品管理の整理に使えます。
ただし、売上順位だけで予測の方法を固定しないようにします。売上が小さくても代替品がない商品、短期間に注文が集中する商品、廃棄の負担が大きい商品は、個別に確認する必要があるかを検討します。
予測する期間は発注の間隔に合わせます。毎日発注するなら日ごと、週に1回なら次の納品までに必要な数量を考えます。発注点で管理する商品については、発注点と安全在庫の記事も参考にしてください。
売上への影響が大きい商品は、販売数と在庫を商品ごとに確認します。売上金額だけでなく、利益や代替品の有無も見ます。
同じ用途で売れる時期も近い商品をまとめます。合計の予測を配分した後に特定の商品だけ不足していないかを確かめます。
在庫を置く必要性や取り寄せへの対応を検討します。少量でも欠かせない商品は、品切れの影響を考えて管理します。
例えば、飲み物6品目をまとめて1日60個売れると予測したら、その60個を各商品へ配分します。合計を予測してから配分することで確認する数字を減らせますが、商品別に予測するよりよいかは実績との比較が必要です。
配分の比率は販売実績から求めます。架空の例として、6品目の販売比率が40%・25%・15%・10%・6%・4%なら、60個の配分は24個・15個・9個・6個・3.6個・2.4個です。これは販売数の目安で、発注時には在庫と入荷予定を差し引き、発注単位に合わせて調整します。
比率を計算する期間は、現在の販売状況と比較できる期間を選びます。過去4週間の同じ曜日を使う方法もありますが、値引きや品揃えの変更があった日は区別します。合計が合っていても特定の商品だけ不足が続くなら、比率や商品のまとめ方を見直します。新商品は実績がないため、最初の発注量の決め方を別に検討します。
2店舗で1日240個、A店160個・B店80個という分かれ方なら、B店の数量はA店の半分です。同じ1個の違いでも、B店のほうが割合としては大きくなります。だからといって合計だけで発注量を決めると、A店に余ってB店で切れている状態が合計の数字の上では釣り合って見えます。
各店で発注する場合は、店ごとの販売数と在庫を確認します。数量が少ない店だから一律に多めに発注するのではなく、納品までの日数や売れ残りの負担を考えます。店舗間で商品を移せる場合は、移動にかかる時間や費用も合わせて検討します。
店舗別の販売数がない場合は、まずレジから取り出せるかを確認します。どうしても合計しかないときは店別の売上比率などで仮に配分できますが、商品ごとの売れ方は店によって違います。各店の在庫と品切れを確認し、仮の配分を修正します。
販売予測と在庫・入荷予定を店ごとに確認します。納品間隔や店舗間で移せるかも発注数を決める材料にします。
全体を見込んでから店ごとの比率で配分します。比率は品切れと売れ残りの記録で直します。
まず店別の記録を取り出せるか確認します。比率で仮に配分する場合は、各店の在庫や品切れと照合して修正します。
レジから商品別の売上を取り出し、金額の大きい順に並べる集計は表計算ソフトで始められます。直近1か月など期間を決め、個別に確認したい商品を選びます。季節商品は販売する時期の記録も見ます。
集計する商品の数や頻度が増えると、転記と確認に時間がかかります。販売比率の更新が止まる、在庫との照合が追いつかないなど、必要な作業を続けられなくなったところがシステム化を考える目安です。
当社の需要予測AI「EvoQuest Iramepakari」については、サービスページで開発状況と対応するデータを紹介しています。商品別・店舗別の予測に利用する場合は、販売記録の項目を確認し、個別に予測する商品とまとめて扱う商品を検討します。
毎日の発注表を作るシステムを検討する場合は、扱う商品と店舗の数を確認します。販売記録をレジから取り出せるか、在庫や発注締切も管理するかによって、必要な開発が変わります。画面の例は、販売予測を仕込み数に反映する居酒屋の開発プランと、店舗別に製造量を決めるスーパー惣菜の開発プランをご覧ください。
商品を売上順に並べ、販売実績から配分比率を計算し、在庫と照合するところまで手作業で続けられる場合です。品目数だけで決めず、作業時間と確認の漏れを見ます。
販売比率の更新が止まる、転記に時間がかかる、店舗別の在庫を確認しきれないなど、日々の作業に支障が出ている状態です。
今の販売記録にどの項目があるかを確認し、商品別に分けて予測できるかを検討します。開発を決める前に、利用できるデータと必要な作業を整理します。
予測を商品別に計算するか、似た商品をまとめるかは、販売の傾向と管理の手間から決めます。実際の発注数は、在庫や入荷予定も確認して商品ごとに出します。
売上の大きさに加えて、欠品や廃棄の影響を見ます。まとめて予測した場合は実績の比率で配分し、商品別・店舗別の過不足を確認します。
まず商品別の売上を並べ、個別に確認したい商品と似た傾向でまとめられそうな商品を選んでください。今の発注表と比べ、確認の手間が減るかを試すところから始められます。
商品別に予測する構成は検討できます。そのうえで、全商品を毎日確認する必要があるか、似た商品をまとめると確認の負担を減らせるかを確かめます。売上の大きさだけで決めず、欠品の影響や発注単位も見ながら、手元の記録で比較します。
販売数が少ないだけでは判断できません。似た売れ方の商品をまとめ、実績の比率で配分する方法はありますが、商品ごとの不足が増えないか確認します。季節商品や代替品がない商品は、個別の確認が必要な場合があります。
まずレジの設定や出力項目を確認し、店別の販売数を取り出せるかを調べます。合計しか使えない場合は店別の比率で仮に配分しますが、各店の在庫や品切れと照合し、商品別の違いを補う必要があります。
年間の売上順位だけで判断すると、販売する時期の重要さを見落とすことがあります。通年の商品とは分けて確認し、販売期間中の記録から数量を検討します。特売・催し・季節行事の発注量の記事も参考にしてください。
商品ごとの確認が追いつかない、似た商品をまとめたい、店舗別の集計に時間がかかる。こうした状態からご相談いただけます。今の発注方法と取り出せる販売記録を確認し、個別に予測する商品とまとめて管理できる商品を整理します。資料がそろっていない段階でも構いません。