EvoQuest
EvoQuest AI業務システム / 売上データの整理 2026.09

SCENARIO ── SALES DATA CLEANUP CASE

レジの数字を、発注に使える数に直す。
その作業を、毎週やり直さなくて済むようにする。

水曜定休、イートイン8席の持ち帰り弁当・惣菜店1店舗を想定します。店主が毎週、レジの商品別売上をExcelに貼り、セットと取消と休業日を手で直している。その直し方をルールとして登録し、週に一度の取り込みで商品別数量表ができるところまでを作る開発プランです。予測の機能は入れません。

想定領域
業務システム / 売上データの整理と数量表
担当範囲
データ確認・直し方のルール決め・画面設計・開発・定着支援
想定対象
持ち帰り弁当・惣菜店1店舗(数える商品9品・セット4種)
想定期間
設計〜運用開始 約 2〜3 ヶ月

BEFORE CONTACT

相談する前に、ここまで分かります。

料金

初回相談・概算見積もりは0円。開発費用は、お使いのレジの機種と書き出せるファイルの種類、数える商品とセットの数、過去の売上をどこまで取り込むか、書き出した数量を何に渡すかの4つで決まるため、ファイルを確認してからお出しします。

期間

設計から運用開始まで2〜3ヶ月が目安です。最初の1ヶ月はレジのファイルの確認と直し方のルール決めに充て、最後の4週はいまのExcelと並行して使います。

実案件

飲食店向け 損益管理アプリ

納品書の入力から売上・原価・人件費とFL比率が出るアプリを、札幌市内の飲食店へ開発・納品した実案件です。

実案件の詳細を見る

OVERVIEW

プロジェクト概要

レジから書き出した売上のファイルは、会計のための行でできています。同じ唐揚げ弁当でも、持ち帰りの行と店内で食べた行は税率が違うので分かれて出ます。セットで売れた分はセット名の行に入り、弁当の行には入りません。前日の会計を取り消すと、取り消した日にマイナスの行が立ちます。このまま平均を出すと、発注の目安が実際より少なく出ます。

想定する店では、店主が毎週月曜にこの直しを手でやっています。セットの数に構成品の個数を掛けて足し、マイナスの行を探し、定休日と臨時休業の日を平均から外す。商品が増えるたびに作業が延び、直し方も週によって少しずつ変わります。この開発プランで作るのは、その直し方を一度決めて登録し、次の週から同じやり方で繰り返す仕組みです。発注の数量はこれまでどおり店主が決め、画面は判断の材料になる数量表を出すところまでにします。

CHALLENGE

課題

  • 01 セットで売れた分が、弁当の数に入らない。唐揚げ弁当と豚汁のセット、家族向けのセットは、レジの上では別の商品として記録される。対応表を持たずに単品の行だけで平均すると、よく出る弁当ほど少なく見える。
  • 02 取消が、売った日ではなく取り消した日に引かれる。日曜の会計を月曜に取り消すと、月曜の行にマイナスが立つ。曜日ごとの数を見て発注する店では、日曜が多めに、月曜が少なめに出る。
  • 03 休業日と、開けていて売れなかった日の区別がつかない。臨時休業した日は行が無いか0で並び、そのまま平均に入れると1日あたりの数が下がる。どの日を休んだかは店主の記憶にしか残っていない。
  • 04 直し方が週ごとに変わり、あとから説明できない。忙しい週はマイナスの行をそのままにし、時間のある週は戻す。同じ4週の平均でも、どの直し方をした週が混ざっているかが表から分からない。

APPROACH

課題への対応

直す作業は、3つに分けて扱います。店内飲食の行の合算や、登録済みのセットの分解のように、毎回同じ答えになるものは画面が自動で処理します。日をまたいだ取消や、対応表に無い新しいセットのように、店の事情を知らないと決められないものは「要確認の行」に出して、店主が選びます。休業日や短縮営業は、営業日カレンダーに登録した日付で平均から外します。数量を手で書き換える欄は作りません。数字を直したいときは、レジの側で操作してから取り込み直す形にして、元のファイルと数量表がずれないようにします。

レジから書き出したファイルは、届いたままの形で保存します。国税庁のタックスアンサーNo.6359によれば、返品などに伴う消費税の調整は、返品などを行った課税期間で行います。取消を元の販売日に戻すのは、発注の目安を作るための集計の中だけです。帳簿や申告の数字には手を入れず、これまでのレジの日計と経理のやり方に任せます。

CONSULTATION

毎週のExcelの直しから、ご相談ください。

「セットの数を毎週かけ算して足している」「取消のマイナスをどの日に付けるか、週によって違う」「臨時休業した日を平均から外し忘れる」。
いまExcelでどこを直しているかと、お使いのレジの名前が分かれば、自動にできる直しと、店主が選ぶ直しを分けて、残す部分と作り直す部分を一緒に整理できます。
ファイルを用意していなくても大丈夫です。お客さまの名前など個人の情報は送らずに、いまの作業の手順をうかがうところから始めます。

SCREENS

主要画面

想定する主要画面と、設計で大事にしている考え方です。店主が事務所のPCで、週に一度の取り込みと、発注の日の確認に使う構成。商品名・数量・金額・レジの列名はすべて想定例で、実在の店舗やレジの仕様ではありません。

01. 商品別数量表(事務所のPC)

発注の日にいちばん開く画面。数える9商品を行に、月・火・木・金・土・日を列に並べ、確定済みの直近4週から曜日ごとの平均を出す。行を選ぶと、先週の日別の数が持ち帰り・店内・セット由来に分かれて右に出る。選んだ商品は日付と数量の2列で書き出せる。

商品別数量表
平均に使う日
臨時休業した木曜と、短縮営業で平均から外した土曜は、その曜日の平均が3回になる。何回の平均かを列の見出しに出して、少ない回数の数字を見分けられるようにする。
決めるのは店主
画面が出すのは確定した数量と平均まで。発注する数や材料への換算は、店主がこの表を見て決める。
書き出す形
日付と数量の2列にする。Excelで平均を出す表にも、開発中の需要予測サービスにもそのまま渡せる。画面サンプルではファイルは作らない。

02. 売上CSVの取り込み(事務所のPC)

週に一度、レジから書き出した商品別売上のファイルを読み込む画面。行を単品・店内飲食・セット・取消に分けて数え、取り込む前に3つの確認を行う。行のある日数と営業日数、マイナスの行、数量×単価とファイルの金額の差。合わないものだけを要確認に回す。

取り込み
列の対応
日付・商品名・税率・数量・金額・取引番号の列を、最初の週に対応づける。列名と並びはレジの機種で違うので、画面の列名は想定例。
金額の差の扱い
夕方の値引きがあるので、数量×単価とファイルの金額は一致しない。差が3%以内なら通し、超えたら値引きかセットの扱いに漏れがないかを確かめる。3%は想定例の線で、店の値引きのやり方に合わせて決める。
元のファイル
取り込んだファイルは直さずに保存する。直した結果は別の表として持ち、帳簿の数字とは混ぜない。

03. 要確認の行(事務所のPC)

自動では決められない行だけが並ぶ画面。想定例の週は3件で、日をまたいだ取消が2件、対応表に無い新しいセットが1件。1件ずつ選択肢を押すと、どの日の数がいくつ変わるかがその場に出て、3件すべて選ぶとこの週を確定できる。

要確認の行
取消の付け替え
元の取引番号が書き出せるレジなら、どの日の会計の取消かが分かる。書き出せない場合は、店主がレシートの控えを見て日付を選ぶ。
新しいセット
中身を登録すると、次の週からは自動で構成品に分ける。今回は数えない、も選べる。その場合は金額の確認にだけ残る。
確定の取り消し
確定した週もあとから取り消せる。取り消した時刻と前の選び方が残るので、どの直し方の週が平均に入っているかを追える。

04. 商品のまとめ方(事務所のPC)

セット対応表と、店内飲食の行のまとめ方を登録する画面。セットごとに構成品と個数、使い始めた日を持つ。中身を変えたときは元の行を消さずに使い終わりの日を入れ、過去の週はその週の中身で数えたまま残す。

商品のまとめ方
数える商品
最初は売上の大きい弁当8品と、セットに入る豚汁から始める。サラダや飲み物は、この9品で1か月続いてから足すかを決める。
店内と持ち帰り
同じ商品名で税率区分が10%の行を店内飲食として、持ち帰りの行と合算する。内訳は数量表の右側に残す。

05. 営業日カレンダー(事務所のPC)

定休日・臨時休業・短縮営業を登録する画面。4週ぶんの日ごとの数量を並べ、休業日は行ごと平均から外す。短縮営業の日は、平均に入れるか外すかを日ごとに選ぶ。

営業日カレンダー
0と休業の区別
開けていて売れなかった日は0として残し、開けていない日は外す。表の上ではどちらも0に見えるので、このカレンダーで分ける。
使い始めのとき
過去の売上をまとめて取り込む前に、その期間の臨時休業を登録する。覚えていない日は、売上が極端に少ない日を画面が候補として出し、店主が選ぶ。

OUTCOME

導入による変化

当社はまだこのプランを納品していないので、短くなった時間をお見せできません。代わりに、導入後に何を測るかを先に決めておきます。下の3つは、並行運用の4週が終わった時点で確認する項目です。

01

毎週の直しを、要確認の数件を選ぶ作業にする。

Before月曜にファイルをExcelへ貼り、セットの掛け算、マイナスの行探し、休業日の削除を手でやる。
After取り込むと、自動で処理できる行は処理され、店主が選ぶのは要確認に出た行だけになる。

測るのは、取り込みから確定までにかかった時間と、要確認に出た件数。並行運用の4週は、いまのExcelでの作業時間も同じ週に記録して比べる。

02

同じ4週の平均が、同じ直し方で出ていると言える。

Before忙しい週は取消をそのままにし、時間のある週は戻す。表からはどちらの週か分からない。
After直し方はルールとして登録され、例外は要確認で選んだ記録が週ごとに残る。

測るのは、確定済みの週の数と、確定を取り消してやり直した回数。取り消しが続く箇所は、ルールの側を直す。

03

セットで出た分を含めた数で、発注の目安を見直せる

Before単品の行だけで平均していて、セットに入った弁当と豚汁の数が抜けている。
Afterセットを構成品に分けた数が曜日ごとに並び、単品だけの数との差も確かめられる。

測るのは、単品だけで出した平均と、セットを足した平均の差。差の大きい商品から、発注の数を見直す。

PROCESS

2〜3ヶ月の進め方

オンラインでも進められます。札幌市内・近郊なら、月曜の作業を一度横で見せてください。レジから書き出すところからExcelで平均を出すところまでを通しで見ると、どの直しを自動にできるかがその場で分かります。

1
MONTH 01 / データ確認 + ルール決め

レジのファイルを見て、直し方を決める月。

お使いのレジから書き出せるファイルの形を確かめます。商品別に数量が出るか、税率区分と取引番号の列があるか、取消がどの形で出るか。機種ごとに違うので、ここが分かるまで画面は作りません。あわせて、直近数か月のファイルで、セット・取消・休業日がそれぞれ何件あるかを数え、自動で処理するものと店主が選ぶものを分けます。

  • 書き出せるファイルの形と列の確認(レジの提供会社への確認を含む)
  • セット対応表と、数える商品の範囲の確定
  • 直近数か月の取消・休業日の件数の確認
  • いまのExcelの平均の表で、残す部分と置き換える部分の整理
2
MONTH 02 / 開発

5画面を作り、過去の分を取り込む月。

商品別数量表、取り込み、要確認の行、商品のまとめ方、営業日カレンダーの5画面を作ります。過去の売上をまとめて取り込み、いまのExcelで出している平均と並べて、数が合わないところを1件ずつ確かめます。合わない理由の多くは、休業日とセットの扱いの違いです。

  • 5画面の開発と、列の対応の登録
  • 過去の売上の取り込みと、臨時休業日の登録
  • Excelの平均との突き合わせ
3
MONTH 03 / 並行運用

Excelと並べて4週続け、どちらを残すか決める月。

4週のあいだ、これまでのExcelの作業と新しい画面の両方で数量を出してもらいます。作業時間と要確認の件数を週ごとに記録し、4週目に一緒に見て、Excelの作業をやめるかを決めます。やめない判断になった場合も、登録したセット対応表と営業日の記録はそのまま使えます。

  • 週ごとの作業時間と要確認の件数の記録
  • 直し方のルールの調整
  • 4週目の振り返りと、運用の引き継ぎ

FAQ

よくある質問

  • Q1 Excelのままで十分ではありませんか?
    数える商品が3〜4品で、セットも取消もほとんど無いなら、Excelで足ります。書き出したファイルを貼り、日付と数量の2列にして平均を出す作業は、1品目なら1時間ほどで終わります。仕組みにしたほうがよくなるのは、セットの種類が増えて掛け算の対応を毎週たどるようになったときと、直しにかかる時間が毎週1時間を超えるようになったときです。当社も、いまのExcelのどこを残すかから整理します。
  • Q2 うちのレジでも使えますか?
    お使いのレジが、商品別の数量をファイルで書き出せるかによります。書き出せる列の名前や並び、取消がどの形で出るかは機種によって違い、当社の側だけでは判断できません。最初の月に、実際に書き出したファイルとレジの提供会社への確認で確かめます。元の取引番号が出ない機種でも、日をまたいだ取消は店主が日付を選ぶ形で扱えます。商品別の数量が出せない機種の場合は、この開発プランの形は取れないので、納品書と棚卸表から使用量を出す方法を別にご提案します。
  • Q3 レジと自動でつながりますか?
    この開発プランでは、店主がレジの管理画面からファイルを書き出し、画面に読み込む形にしています。レジによっては外部のシステムからデータを取りに行く仕組みを持っているものもありますが、使えるかどうかと費用は契約内容によって変わるので、確認が取れるまでは前提にしません。週に一度の書き出しで回ることを先に確かめ、手間が残るようなら自動の取り込みを足す相談をします。
  • Q4 費用はどのくらいかかりますか?
    最初のヒアリングとファイルの確認のあとに金額をお出しします。この開発プランで費用が動くのは4つです。お使いのレジの機種と、書き出せるファイルの種類。数える商品とセットの数。過去の売上をどこまでさかのぼって取り込むか。書き出した数量を何に渡すか(Excelの表だけか、需要予測のサービスや発注の画面までつなぐか)。初回の相談と概算の見積もりは無料です。
  • Q5 取消を元の販売日に戻すと、帳簿と合わなくなりませんか?
    帳簿の数字は変えません。国税庁のタックスアンサーNo.6359は、返品などによる調整を、当初の販売をした課税期間ではなく返品などを行った課税期間で行うとしています。この開発プランでは、レジから書き出したファイルは届いたまま保存し、取消を元の日に戻すのは発注の目安を作るための数量表の中だけにしています。経理や申告は、これまでどおりレジの日計と顧問の方のやり方に従ってください。

毎週のExcelの直しから、ご相談ください。

「セットの数を毎週かけ算して足している」「取消のマイナスをどの日に付けるか、週によって違う」「臨時休業した日を平均から外し忘れる」。
いまExcelでどこを直しているかと、お使いのレジの名前が分かれば、自動にできる直しと、店主が選ぶ直しを分けて、残す部分と作り直す部分を一緒に整理できます。
ファイルを用意していなくても大丈夫です。お客さまの名前など個人の情報は送らずに、いまの作業の手順をうかがうところから始めます。

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